GOEMON Ultimate BOX [Blu-ray] Cinema Kingdom Blog

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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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GOEMON Ultimate BOX [Blu-ray]

酷評の目立ったデビュー作『CASSHERN』から5年、
紀里谷和明監督の新作『GOEMON』がソフト化
(DVD/BD同時リリース)されました。

僕は『CASSHERN』を評価した派ですw。
あの鮮烈なビジュアル・イメージは
日本映画界を軽く飛び越えたワールドクラス
の映像美だと思います。
確かに脚本に難はあったかもしれませんが、
限られた予算と数々の制約の中で作ったにしては
紀里谷和明監督の映像に登場する男優、女優、美術、
衣装、メイク、VFX、撮影は尋常じゃなく美しかった!
僕などはそれだけで大評価したくなります。

GOEMON



監督・プロデューサー・脚本・原案・
撮影監督・編集・出演(明智光秀役):紀里谷和明

プロデューサー:一瀬隆重
脚本:瀧田哲郎
照明:牛場賢二
美術監督・ビジュアルコンセプト:林田裕至
衣裳デザイン:Vaughan Alexander ヴォーン・アレキサンダー
Tina Kalivas ティナ・カリバス
音楽:松本晃彦
VFXスーパーバイザー:野宏二
編集:横山智佐子
ヘアメイク:稲垣亮弐
アソシエイト・プロデューサー:長澤佳也

出演
江口洋介、大沢たかお、広末涼子、
ゴリ、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、
伊武雅刀、奥田瑛二、要潤、玉山鉄二、
チェ・ホンマン


GOEMON Ultimate BOX [Blu-ray]GOEMON Ultimate BOX [Blu-ray]
(2009/10/09)
江口洋介大沢たかお

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映画「GOEMON」オフィシャルホーム
GOEMON Ultimate BOX [Blu-ray]

『GOEMON』、想像以上に面白かったです。
今回も賛否両論のようですが、僕は肯定派ですね。
手放しで「大傑作!」とは云えないにしても(苦笑)、
娯楽映画としては十分、及第点以上だと思います。

ただし、BDの価格の高さには納得できません。
ブックレットとストーリーボード本が付いていても
BDの2枚組が一万弱なんて、あり得ないですよ。
せいぜい6千円くらいが妥当なところなのでは?
酷評している人は始めから買わないでしょうし
好きな人でも購入を迷う価格設定ですよ。

しかし音質と画質は邦画BD史上、最高かもしれません。
特に画質は素晴らしいのひと言です。
オーサリングは世界最先端の高画質ノウハウを持つ
ハリウッドのPHL(パナソニック ハリウッド研究所
Panasonic Hollywood Laboratory)が担当していますが
さすがと云った感じです。

郭での女郎の舞踏シーンは
バズ・ラーマン監督の「ムーラン・ルージュ」を
思わせますし、他にもケリー・コンラン監督の
「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」、
フランク・ミラー監督の「シン・シティ」、
ザック・スナイダー監督の「300(スリーハンドレッド)」、
日本映画ですと下山天監督の「SHINOBI」などの映画が
お好きな方なら無条件でお奨めしちゃいます。


紀里谷作品と云うと、映画好きの多くは
まるで条件反射のように、脚本や構成、
設定をコケにして、さんざん嗤いものにします。
もちろんそれらは映画にとって重要な要素のひとつ
ではあるでしょうが、作品を評価する上での
絶対的な価値基準ではないはずです。
ほとんどの映画は観てから数ヶ月も経てば
細かいストーリー展開など忘れてしまいます。
記憶の中に傑作として残っている作品だって、
その多くは、一部のシークエンスだったり、
俳優の一瞬の表情だったり、作品が醸し出す空気感
だったり、ハッとする美しい構図だったりといった、
かなり曖昧な記憶の断片が「好印象」という総和として
頭に残っているだけでしょう?

「映像が綺麗なだけ」という感想もよく見掛けますが
観客に映像が綺麗と感じさせるために、
人並み外れた才能のある多くのスタッフ、
キャスト陣が、どれだけの血と汗を払っているのか、
分かって書いているのでしょうか?
美しさは、それだけで高評価の根拠たり得ますよ。


紀里谷監督は、間違いなく世界に通用する
類い希な才能と美意識をお持ちだと思います。
ご本人もそれは重々自覚されているようで
この『GOEMON』はハリウッドに向けたプロモーション
フィルムの側面が強いのではないでしょうか。
日本の戦国時代の事情など何も知らない外国人が観ても
理解でき、楽しめる作品になっていますからね。
例えば、日米でヒットしたスナイダー監督の『300』は、
一部のイラク人やギリシャ人にとってはあまりに滅茶苦茶で、
屈辱的かつ耐え難い描写ばかりの映画でしょう。
同じようにこの作品も日本人の時代劇オタク、
歴史オタクから見ればトンデモ話もいいところです。
時代考証など端から完全無視して作っていますからねw。
しかし、クリエイター側が確信犯的に無視しているなら
その世界観に浸りながら楽しめばいいじゃないですか。
正しい歴史が知りたければ
たくさんの本を読んで勉強すりゃぁいいんです。
映画や大河ドラマ、漫画あたりで安直に勉強しよう
なんてのは横着なんですよ。(苦笑)
また、逆にそういった歴史的知識があったとしても
それをこのような確信犯的作品の評論で披露する
ってのは、かなり野暮な話です。(苦笑)
娯楽映画は美しかったり、面白かったりすれば、
基本的に何でもアリでいいんですよ。


この作品の制作費は15億円で、
公開終了時の興行収入も約15億円だったそうです。
あまり芳しい結果ではありませんが、
悲観する数字でもないでしょう。
しかし、この作品のあの映像がたった15億なんて
改めて驚きます。
もしも、紀里谷和明監督が
ハリウッドのメジャースタジオから予算1億ドル以上の
作品を任されたら、一体どんな作品を作るのでしょう。
想像するだけでもワクワクして来ますw。
それはともかく次回作も期待して待ちたいと思います。
(ただし、ソフトの価格設定は控えめに!w)

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[ 2009/10/10 02:46 ] DVD、BD、HD DVD | TB(0) | CM(0)
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