劔岳 点の記 Cinema Kingdom Blog

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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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劔岳 点の記

遅ればせながら、レイトショーで
木村大作の『劔岳 点の記』を観てきました。

木村大作と云えば、映画ファンなら
知らない者はないくらい有名な
日本を代表する名キャメラマンであります。
歯に衣着せぬ物言いでも有名な熱血漢
としてもよく知られています。
その木村大作が企画し、
監督の引き受け手が誰もいないので
自ら初監督までしてしまったというのが
この『劔岳 点の記』です。



誰かが行かねば、道はできない
日本地図完成に命を賭けた男たちの記録


日露戦争後の明治39年、陸軍は国防のため、日本地図の完成を急いでいた。
参謀本部の 測量手・柴崎は最後の空白地点である劔岳の初登頂と測量を命じられる。
翌年、総勢7名 の測量隊を組み出発。だが、その道のりの険しさは想像を絶していた。
100キロ超の測 量器具を担ぎ、粗末な装備で挑むには絶望的な状況。
そんな折、柴崎は、ある行者の謎め いた言葉「雪を背負って登り、雪を背負って降りよ」
を思い出すひれ伏すほどに美しくも 厳しい山々と人間が織りなす壮大なドラマ。
原作は『八甲田山 死の彷徨』などで知られる新田次郎の同名小説。

映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』公式サイト
木村大作 - Wikipedia


ストーリー自体は比較的シンプルではありますが
CG合成に頼らず、全て実際の立山連峰で撮影された
その圧倒的な臨場感と映像美は、ある意味、
師匠である黒澤明の『デルス・ウザーラ』を
超えていると思いました。
映像を観ているだけで、スタッフ、キャスト
にとって、この撮影現場がいかに過酷であったかが
安易に想像出来てしまいます。
しかし、実際は、一般的な登山経験しかない
僕の想像など、遙かに越えるくらい大変な撮影
だったのでしょう。
ストーリーと、製作するスタッフやキャストの苦労が
こんなにシンクロしている作品も珍しいと思いますw。

齢70歳にならんとする木村大作氏が
自ら『行』と呼んだ、この200日に及ぶ過酷で長い
撮影現場から無事、生還して、作品を仕上げられた
というのは、それだけで十分、奇蹟的とすら
思えてしまいます。(苦笑)
その上、完成後は監督自ら愛車を運転されて
自発的に全国の試写会を巡る宣伝旅行をされた
というのですから恐れ入ります。
(詳しくは公式ブログのレポートで読めます)

予算面では100億、150億も使えるハリウッドの
超大作には到底及ばないでしょうが、
お金には換算できない労力と情熱だけは
惜しまず注ぎ込んで作られた濃い作品です。
日本映画ファンなら必見でしょう。
もうロードショー初日から20日も経っていますが、
その圧倒的な映像美を体験する為に
ぜひ劇場の大画面で観るべき映画だと思います。
TVサイズではあの迫力は半減してしまう
でしょうからね。

とは云え、デジタルマスタリング作業は
「4K」で行われたようですので、ソフト化の際は
DVDだけでなく、ぜひBDでも発売してもらいたい
ものだと思いますw。
(はやくウチのプロジェクタで観たいです)


最後に、
素晴らしい仕上がりのパンフをご紹介。













これで800円は安すぎます。
忘れずに買って帰りましょう♪

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[ 2009/07/11 05:17 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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