K-20 怪人二十面相・伝 [Blu-ray] Cinema Kingdom Blog

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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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K-20 怪人二十面相・伝 [Blu-ray]

予約していた「K-20 怪人二十面相・伝」のBDが
発売日の6月24日に到着しました。
この作品は昨年末公開のお正月映画で
公開後の評判が良かったので記憶に残っていた
のですが、BDでもリリースされると知って
予備知識もないまま予約しておいたのです。



K-20 怪人二十面相・伝 [Blu-ray]

K-20 怪人二十面相・伝
【インタビュー】『K-20 怪人二十面相・伝』の佐藤嗣麻子監督
 が語る映画とVFXの深い関係 (1) 江戸川乱歩を題材に
日本にない冒険映画を創る | クリエイティブ | マイコミジャーナル

北九州FCスタッフブログ » K-20 怪人二十面相・伝






早速、観ましたが、
ストーリーをまったく知らなかった事もあり、
予想していたよりも面白かったです。

監督と脚本を担当したのは
エンタメ系実写映画の監督としてはほとんど唯一の
女性監督である佐藤嗣麻子さんで、
企画・制作プロダクションが「ROBOT」、
VFXを担当したのが「白組」、音楽が佐藤直紀さん、
スポンサーが日テレで、配給が東宝と、
佐藤嗣麻子さん以外は「ALWAYS 三丁目の夕日」
シリーズに近いスタッフの布陣となっております。
因みに、山崎貴監督も脚本協力とVFXデザインで
参加されているようです。

「白組」のCGワークは
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの時よりも
確実に進化しているように感じましたし、
VFXだけでなく、ロケ地の選定を含め、
美術や大道具、小道具スタッフによる
レトロでサイバーパンクな世界観の表現も
邦画の平均レベルを軽く越えており、
なかなか見事だと思いました。

また、アクションシーンでは
「パルクール」が効果的に使われています。
日本映画でここまで本格的にバルクールが使われた
作品は、この「K-20 怪人二十面相・伝」が
初めてでしょう。

※「パルクール」については「ダイ・ハード4.0」
 の感想で触れました。以下、転載です※

「ダイ・ハード4.0」には
ベッソン製作の『YAMAKASI』で有名になった
パルクール(※)を駆使する悪役が登場します。
ランド役のシリル・ラファエリです。
彼は、やはりベッソン製作のパルクール映画
「アルティメット」(2004年、フランス)
にも主役の捜査官役で出演しています。
最近では、「007 カジノ・ロワイヤル」(2006年)
の冒頭のチェイスシーンで、爆弾男モロカ役の
セバスチャン・フォーカンが披露していました。
香港映画ばりの強烈なインパクトがありますので、
今後もハリウッド製アクション映画の
チェイスシーン、格闘シーンに数多く登場しそう
な感じですね。

※『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用※
パルクール(Parkour /しばしばPKと略される。
また、フリーランニングという呼称も存在する)とは、
一切の道具を使わず自らの肉体だけで
障害を跳び越え、攀じ登り、またその上から
飛び降りながら移動するフランスが起源の移動技術体系。
その性質上エクストリームスポーツに分類されることが
多い。しかし、パルクールは「The Art of Movement」
とも呼ばれ、エクストリームスポーツではないという
考え方も存在する。また、スポーツや哲学などの
幅広い側面を持っている。パルクールにおける障害物は
壁やレールなど人工物が多く、その練習は主に
都市部で行われる。パルクールの実践者は
トレーサー (traceur) と呼ばれる。

■パルクールが登場する映画

「TAXi2 スペシャル・エディション」
「YAMAKASI」
「マックス!!!鳥人死闘篇」
「アルティメット DTSスペシャル・エディション」
「007/カジノ・ロワイヤル」
「ダイ・ハード4.0」
「007/慰めの報酬」

※転載終了※

そのパルクールにも絡む話ですが、
この作品には「野外」での本格的なワイヤーワークによる
アクションシーンが数多く取り入れられています。
室内の人力によるワイヤーワークは低予算で済みますが
こういった野外ロケでのワイヤーワークには
クレーン等の重機が必要なので非常にお金がかかります。
ですから常に低予算との戦いを強いられる邦画では
あまり使われることがありません。
まあ、それを使ったアクションシーンは、悪く云えば
「バットマン」や「スパイダーマン」のパクリw
ではあるのですが、これを日本映画がやれた、
という事だけで、僕などは嬉しくなってしまいますw。

また、日本映画としてはかなり豪華な、
3ヶ月以上もの撮影期間がかけられたとのことで、
『北九州FCスタッフブログ』の記事によると
「北九州市内6箇所(西日本工業倶楽部、三井倶楽部、
上野海運ビル、門司赤煉瓦プレイス、食糧倉庫、
足立の丘の上)で撮影された」とあり、この他に
四国の一部と、中国の上海映画撮影所でも
ロケが行われています。

因みに、北九州ロケの主な撮影場所は、
僕が3年前に旅した門司が中心だったようです。

門司港レトロと博多

また、上海映画撮影所は「上海影視楽園」といい、
日本映画では織田裕二主演の「T・R・Y(トライ)」や
本木雅弘主演の「スパイ・ゾルゲ」でもロケが行われています。
ここには1920年代から30年代にかけての「オールド上海」
の街並みが再現されていて、1999年からは一般公開されて
観光客も入れるようになりました。
上海電影電視(集団)公司-SHANGHAI FILM STUDIOが
運営、管理をしているとのことですが、元々は、
1987年公開のスティーヴン・スピルバーグ監督作品、
『太陽の帝国』のロケの為に建設された街並みを
そのまま保存して、他の作品の撮影にも使用出来るように
増築や補修をして来たものだと想像します。
おそらく、間違いないでしょう。
因みに、すでにご存じの方も多いでしょうが、
この『太陽の帝国』は、今やバットマンやジョン・コナー役
としてお馴染みのクリスチャン・ベールのデビュー作であり、
僕がLDプレイヤーを手に入れてはじめて買ったLDタイトル
だったりもします。(笑)


話が逸れてすみません。(汗)
最後に改めて感想です。

そりゃ、突っ込もうと思えば
いくらでも突っ込める内容や箇所はあるのですがw、
邦画でここまでやってくれた事に免じて、
すべて大目に見たくなります。(苦笑)
脚本的にも、笑えて、ハラハラできて、グッとくる、
全体的にウェルバランスなデキなのではないでしょうか。
BDとしての画質・音質も邦画としては最高水準で
特典映像も時間は短めなもののHV収録で
大きな不満は感じませんでした。

個人的には十分、楽しめる作品でした。
ぜひ、同じスタッフ、キャストによる続編を
観てみたいものです。

ただ、BDのパッケージにもなっている
ポスターアートはかなり酷いデキだと思います。
こんなパッケージでは、ジャケ買いなんて
絶対に起こらないでしょう。
まるで70年代か80年代に作られたバチモンの
B級「怪傑ゾロ」映画かなにかのようなチープさ・・・。
これなら、まだ、DVDのパッケージデザインの方が
良かったと思いますが、こちらにしても
かなり凡庸なデキだと思います。

この手の作品は、ポスターアートのデキ次第で
観客動員数にかなりの差が出る気がします。
もっとcoolなものに出来なかったのですかねぇ・・・。
日本の映画会社にはポスターアートの重要性を
もっとまじめに考えて欲しいものです。



amazon.co.jp 商品の説明

内容紹介
怪人二十面相は誰だ!?
日本映画界の常識を超えた、
アクション・エンタテインメント超大作

★「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズのスタッフが再結集!
●あの『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズを世に送り出した日本テレビと制作プロダクションROBOTが再びタッグを組み、「怪人二十面相・伝」(北村想著)を原作に、大怪盗・怪人二十面相をめぐる、アクション・エンタテインメントを製作。
●監督・脚本はドラマ「アンフェア」などで絶大な評価を受けた、佐藤嗣麻子。
●VFXは、『ALWAYSシリーズ』でも驚きの映像をを作り出した白組。
●音楽は佐藤直紀、主題歌は先日来日公演も大盛況をだったオアシス。

本編 + 劇場予告・スポット集、メイキング「K-20 裏絵巻」
本編137分/Dolby-True HD 5.1ch/BD50G/日本語字幕/16:9シネスコサイズ<1080p High-Definition>

★豪華キャスト陣が結集
主人公のサーカス団員・平吉には数々の超大作への出演が続いている国際俳優・金城武、ヒロインの令嬢・葉子を松たか子、そして明智小五郎を仲村トオルが演じるなど、スケール感あふれる豪華な顔ぶれ。ほかに國村隼、高島礼子、本郷奏多、今井悠貴、益岡徹、鹿賀丈史らの演技派キャスト陣が結集。

【原作】北村 想「怪人二十面相・伝」(小学館 刊)
【脚本・監督】佐藤嗣麻子
【音楽】佐藤直紀
【主題歌】「ショック・オブ・ザ・ライトニング」オアシス(ソニー・ミュージック ジャパン インターナショナル)
【製作】「K-20」製作委員会
【企画・制作プロダクション】ROBOT
【VFXプロダクション】白組

【キャスト】
金城 武 松 たか子・仲村トオル
國村隼 高島礼子 本郷奏多 今井悠貴 益岡徹 鹿賀丈史
齋藤歩 木野花 要潤 串田和美 嶋田久作 小日向文世 大滝秀治 松重豊

<ストーリー>
舞台は、1949年――架空都市≪帝都≫。
19世紀から続く華族制度により貧富が二極化する帝都。そんな中、富裕層のみをターゲットとし、次々と美術品や骨董品を、魔法のような手口で盗んでしまうK-20と呼ばれる≪怪人二十面相≫の出現が世間を騒がせていた。主人公は怪人二十面相に騙され、二十面相に仕立て上げられたサーカスの曲芸師・平吉。彼が、類前なる身体能力と頭脳を武器に、二十面相に狙われた令嬢・羽柴葉子と、その婚約者であり探偵の明智小五郎と共に、二十面相との戦いを決意する。平吉が選んだ究極の選択とは!?

※仕様及び収録内容は変更する場合がございます。

(C)2008「K-20」製作委員会

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
江戸川乱歩が生み出した「怪人二十面相」の物語を、新たな解釈で映画化した冒険活劇。戦争を回避した日本の都市・帝都。特権階級が富を独占する中、彼らから窃盗を繰り返す怪人二十面相が世間を騒がせるが…。

内容(「Oricon」データベースより)
1949年の架空都市“帝都”を舞台に、怪人二十面相をめぐるストーリーが展開するアクション・エンタテインメント大作!金城武、松たか子、仲村トオルほか出演。

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[ 2009/06/27 05:11 ] DVD、BD、HD DVD | TB(0) | CM(4)
はじめまして。
レビューとても興味深く拝見させていただきました。

DVDの方のポスターの件で。
かなり有名な方みたいですよ。

Robert McGinnis
http://www.americanartarchives.com/mcginnis.htm

結構なお年の作家だと思われますが、「K-20」の話の要素が全部含まれているのには驚きでした。つまり映画を見ているのかな、と。
プロデューサーは、この大家にレトロなイメージで、と依頼したそうです。
[ 2009/06/28 17:50 ] [ 編集 ]
なるほど、DVDの方はマッギニスだったんですか!
「007サンダーボール作戦」や「バーバレラ」、
「007 カジノロワイヤル」、「ティファニーで朝食を」のポスターで有名な
そんな大御所に依頼していたとは…。
すみません。お金は使っていたんですね。(苦笑)
そういえばエンド・クレジットに名前があったような・・・。(汗)

でも、それでもあまり良いデキとは思えないんですけどね…w。
それに、BDのパッケージのほうのデザインが酷いのは
誰もが認めるところだと思います。
もっと客を呼べる(僕が映画館に行きたくなるような)ポスターを
作ってもらいたかったですね。
というか、怪人二十面相のコスチューム・デザイン自体に
問題があったような気もしますね。(爆)
[ 2009/06/29 08:20 ] [ 編集 ]
マクギニスのポスターはご存じだと思いました。
出来の如何は別にして(笑)、大御所ですよね。
でも、今回は周知されてないから、気がつかない人が多かったみたいで勿体ない気もします。

BDに使われているイラストは、江戸川乱歩風って感じにしたのかもしれませんね。

オフィシャルサイトの「SPECIAL INTERVIEW」の安部プロデューサーのインタビューVol.5で、マクギニスのポスターについて語られています。 まだ劇場公開前のインタなので、劇場鑑賞を勧めていますが。。
http://www.k-20.jp/
(やたらBGMがやかましい(笑)サイトなのでお気をつけください)

コスチュームのデザインは、漫画家の田島昭宇さんだそうですね。
平吉のコスチュームと二十面相のが、微妙に変えてあるのが、わかりやすさと同時に二つのデザインを楽しめるな、と思いました。

それと、エンドクレジットといえば、劇場で観ていて「お!」と思ったのが、パルクールの吹替えをやったロシアのスタントの人の名前が、俳優のくくりの中に入っていた事です。
スタッフでなく、俳優にしてあるのが、監督達の気持が出ている気がしました。
[ 2009/06/30 02:04 ] [ 編集 ]
楽しい話題をありがとうございました♪
また機会がありましたら、コメントをよろしくお願い致します。


江戸川乱歩と云いますと
どうしても思春期以降に読んだ「パノラマ島綺譚」とか
「屋根裏の散歩者」とか「人間椅子」、「陰獣」などが想い浮かび、
少年向けの少年探偵シリーズについては
ほとんど記憶に残っておりません。(汗)
小学校の図書館にはありましたが
読んだのはほんの数冊でしょう。
(僕らより一回り以上、上の世代には人気があったようですが・・・)

ですから怪人二十面相についても
あまり思い入れはないのが実情です。
でも僕、一時期、大正末期から昭和30年代までに書かれた
探偵小説や幻想小説にハマッていた時期がありましたので
第二次世界大戦がなかった、1940年代のパラレルワールドの日本
という舞台設定には萌えました。(笑)

CG合成が無い頃には、大正から昭和初期を舞台にした物語は
映像化が非常に困難だったんですよねぇ。
空襲で主要な都市は焼け野原になって、日本中見渡しても
その頃の街並みはほとんど残っておりませんからね。
横溝シリーズのように田舎ばかりが舞台ならともかく、
その頃の東京が舞台の物語を映画化するのは
ひと昔前ならほとんど不可能でした。

でもこの作品ではCGや上海ロケなどで
帝都の雰囲気がかなりそれらしく描けていました。
その点だけでも評価したくなりますw。

この映画を観た後に
無性に「江戸東京たてもの園」に行きたくなりました。(爆)
http://tatemonoen.jp/
[ 2009/06/30 09:25 ] [ 編集 ]
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