ウチには「インディ・ジョーンズ」シリーズ
前三部作のトリロジーBOXがふたつあります。
ひとつはLD-BOXで、もうひとつはDVD-BOXです。

LD(レーザーディスク)は、いわゆるLPレコード・サイズ
ですので、DVD-BOXがかなり小さく見えますねw。
LDってのは1枚でもそうでしたが、特にBOXセットは、
大きくて、重くて、アキバ辺りでゴソッと買うと、
家まで持ち帰るのが一苦労でした。(苦笑)





「インディ・ジョーンズ トリロジー コレクターズ・セット」
『レイダース 失われたアーク≪聖櫃≫』、
『魔宮の伝説』、『最後の聖戦』(2枚組/3面)に
特典ディスク、「メイキング・オブ・レイダース
/インディと冒険野郎たち」を加えた5枚組LD BOX。
93年発売。12ページ解説書付、シナリオ・ディスク、
ワイドスクリーン、日本語字幕版。5枚/9面、CLV。
定価:18,540円(税込) 廃盤
一方のDVD-BOXは、
今見てもカッコいいパッケージですよね。
シリーズ三部作ともこれが初DVD化で、
スピルバーグとルーカスの要請で
デジタル修正、修復が加えられており、
画質、音質は当時の最高峰でした。
今でもDVDとしてはかなり良いソフトだと思います。
尚、この初DVD化の際に、原案者で製作総指揮の
ジョージ・ルーカスの意向で、1作目の公開時の
『Raiders of the Lost Ark』というタイトルが、
『Indiana Jones and the Raiders of the Lost Ark』
に改題されました。



「アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ コンプリートDVD」
2005年12月16日発売。『レイダース 失われたアーク≪聖櫃≫』、
『魔宮の伝説』、『最後の聖戦』にボーナスディスクの4枚組。
定価:(2005年)年内特別価格9,800円(税抜) 廃盤
半年後の2006年5月10日に、同じ仕様の廉価版BOXが
定価6,090円(税込)で再リリースされました。
尚、今年の6月6日に期間限定生産でリリースされた、
「インディ・ジョーンズ アドベンチャー・コレクション」
は、これに新たな映像特典を加え、新パッケージにした、
廉価版DVD-BOXということになります。
新作「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」
には、1作目「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」に
登場したヒロイン、マリオン・レイブンウッド(カレン・アレン)
が再登場します。
まだ、このシリーズを観たことのない方は、
1作目の「レイダース」だけでもDVDで予習しておくと
より楽しめると思います。
最後に、ちょっと訂正です。
前の記事で、その新作の評価を「75点」と書きましたが、
これはちょっと褒め過ぎだったかもしれません…。
インディ・シリーズの久々の新作という点や
スピルバーグが監督する久々の娯楽作品ということで、
どうしても贔屓目で観てしまい、点が甘くなってしまいましたが、
冷静に考えると、60点くらいが相当だったような気がします。
主にルーカスがゴネ続けた結果、
フランク・ダラボンを始め、何人もの脚本家が書いた
プロットを更に何度も改訂したことによる影響なのか、
どうも、何冊かある脚本の良い部分だけを切り貼りして
無理やり完成させた感じなんですよねぇ。
いまいち、各キャラクターの深みが足りませんし、
ストーリー展開も中途半端で、どこか散漫な印象が残るのです。
テンポが軽快で、一気に最後まで見せてしまう勢いはありますが、
ストーリー自体の完成度だけを考えれば、シリーズ最低のデキ
であることに疑いの余地はありません。
傑作だった三作目の「最後の聖戦」以降、我々は、
「ハムナプトラ」シリーズや「トゥームレイダー」シリーズ、
「ナショナル・トレジャー」シリーズなど、
インディ・シリーズの亜流作品を何本も観て来ています。
その中にはデキの良い、面白いものも何本かありました。
遅咲きだったハリソン・フォードもいよいよ老けてしまい、
近作の演技には往年の勢いが感じられなくなっています。
やはり、空白の19年間は長過ぎたのかもしれません。
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