「ミッドナイト・エクスプレス」からの連想 Cinema Kingdom Blog

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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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「ミッドナイト・エクスプレス」からの連想

HAMAさんが書かれた
ミッドナイト・エクスプレス (DVD国内盤)
を読ませていただいて、コメント代わり
の記事を書きたくなりましたw。

ミッドナイト・エクスプレス 製作30周年アニバーサリー・エディションミッドナイト・エクスプレス 製作30周年アニバーサリー・エディション
(2008/01/23)
マイク・ケリン、ブラッド・デイビス 他

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僕は1999年にリリースされた、国内盤DVDの
「20周年記念リ・マスター版」を持っています。
まだソニー(コロンビア)が全てのDVDソフトを
CDケース・サイズで出していた頃のものです。





確かめてみましたら、音声はドルビーデジタルの
モノラルになっています。
付録に小冊子、映像特典はメイキング・
ドキュメンタリーとオリジナル劇場予告編が
収録されています。

「ミッドナイト・エクスプレス」(1978)は、
オリバー・ストーンがアカデミー脚色賞を
受賞したほど、衝撃的で印象に残る内容
だった為か、結構、亜流作品が生まれています。
いまいちマイナーな作品ですが、
1999年にはクレア・デインズ主演で
女版ミッドナイト・エクスプレスと云うべき
「ブロークダウン・パレス」なんて作品が
公開されていますし、刑務所、脱獄繋がりでは
「アルカトラズからの脱出」(79)や
スタローンの「ロック・アップ」(89)、
「ショーシャンクの空に」(94)などの演出や
描写にも本作の強い影響を感じます。
最近では「バットマン・ビギンズ」(05)の
中国(チベット?)の刑務所シーンなんか、
モロでしたねw。

ブロークダウン・パレスブロークダウン・パレス
(2008/01/18)
ダイヤモンド・フィリップス、ビル・プルマン 他

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アルカトラズからの脱出アルカトラズからの脱出
(2006/09/08)
クリント・イーストウッド、パトリック・マクグーハン 他

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ロック・アップロック・アップ
(2003/02/21)
シルベスター・スタローン

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ショーシャンクの空にショーシャンクの空に
(2007/12/07)
ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン 他

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バットマン ビギンズバットマン ビギンズ
(2007/06/08)
クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン 他

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ひとつの映画は、過去の作品の記憶、
「名画のDNA」を基に作られています。
それを探るのが、映画オタクの大きな楽しみ
のひとつでありますw。


もちろん、「ミッドナイト・エクスプレス」
以前の作品にも刑務所や囚人を虐待する看守、
脱獄を描いた作品はありました。
しかしそれは「ロンゲスト・ヤード」(74年)
のようなウソ臭い娯楽作品であったり、
女囚をエロティックに描いたモンド系映画
だったりして、作品の質、真実味は、本作に
遠く及びません。
この「ミッドナイト・エクスプレス」以前で
同じようなテーマで、傑作の名に値するのは
67年製作の『暴力脱獄』(Cool Hand Luke)
が思い浮かぶ程度です。

誇りを賭けて、権力(権威)に挑む男
(本家サイト「王国伝言板」過去ログ集より)

暴力脱獄暴力脱獄
(2007/10/12)
ポール・ニューマン、ジョージ・ケネディ 他

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悪趣味がウリの「女囚もの」で
特に有名なのは、ダイアン・ソーン主演の
「イルザ・シリーズ」3部作でしょう。
イルザ・シリーズは、1作目が74年製作の
「イルザ ナチ女収容所 悪魔の生体実験」、
2作目が76年製作の「イルザ アラブ女収容所
悪魔のハーレム」、3作目が77年製作の
「イルザ シベリア女収容所 悪魔のリンチ集団」
になります。
いずれもC級以下の低予算映画ですw。
この三部作のDVDは去年、
日本でも発売されましたが、僕はそれ以前に
米国版BOXで購入済みだったりしました。(苦笑)

イルザ DVD-BOX ヘア解禁リマスター版イルザ DVD-BOX ヘア解禁リマスター版
(2007/02/23)
ダイアン・ソーン、シャロン・ケリー 他

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しかし日本では、「イルザ ナチ女収容所」
に先立つこと2年前の1972年に
篠原とおるの劇画を原作とした
「女囚さそり」シリーズ第一作目の
「女囚701号 さそり」が公開されています。
主演はもちろん、梶芽衣子です。
タランティーノが「キル・ビル」で使った
梶芽衣子の『恨み節』は、この作品の挿入歌です。

女囚701号さそり女囚701号さそり
(2007/12/07)
梶芽衣子、渡辺やよい 他

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女囚さそり 701号怨み節女囚さそり 701号怨み節
(2007/12/07)
梶芽衣子、田村正和 他

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それ以前では、大映時代劇の
「おんな牢秘図」(1970)がモロにこの系統です。
(監督:国原俊明、出演:北島マヤ、桜井浩子)
この作品はつい最近、「日本映画専門チャンネル」で
何度かハイビジョン放送されました。

60年代から70年代にかけての邦画で、
男の囚人・脱獄となりますと
1965年公開、高倉健主演、石井輝男監督の
『網走番外地』が真っ先に思い浮かびます。

網走番外地網走番外地
(2002/07/21)
高倉健、丹波哲郎 他

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こちらは、製作年度や内容からして
1958年製作のスタンリー・クレイマー監督作
「手錠のままの脱獄」にインスパイアされた
作品でしょうか。

手錠のままの脱獄手錠のままの脱獄
(2007/02/02)
トニー・カーティス、シドニー・ポワチエ 他

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こうして、ひとつの傑作からの連想で
次々と他の作品が思い浮かんで参ります。
キリがないので、この辺りに致しましょうw。
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[ 2008/03/11 11:20 ] 映画 | TB(0) | CM(5)
通ですね。僕は亜流の作品のなかでは数作品しか見てません。ミッド・ナイトエクスプレスは高校生の多感なときに初めて観たもんですから、かなり強烈な印象でいまだにその影響ありますね。映画も観るときの年齢や精神状態で受け止め方がやはり随分違うんでしょうね。当時はVCRなんて家にはなく週に最低1回は名画座通いしてまして、ゴッド・ファーザーも文芸座で初めて観ましたし、そんときはラスト1分でフィルムが切れてそのままクレジットで終了で館内「金、返せ~」のブーイングでしたし、席が満席なら立ち見や通路に座って観るってのが普通でしたから、そういった今じゃあり得ない当時の風俗もこういった映画を観ると思い出したりして懐かしいですね。
[ 2008/03/11 22:14 ] [ 編集 ]
申し訳ありませんでした。
書こうとは思っていたのですが、眠ってしまったもので…。(汗)

僕もほぼ同世代ですので、その懐かしさは実感として分かります。
そう云えば、「映画の立ち見」なんて、今では死語ですよね。(笑)
都会のシネコンは当然として、田舎に行けば
昔ながらのオンボロ小屋(映画館)もあるのでしょうが
さすがに「立ち見」や通路に座って、なんてのは、
もうないでしょうからねぇ~。

しかし、高校生で「週一で名画座通い」というのは凄いですね。
僕は貧乏でしたので、そこまでは無理でした。
ビデオデッキを買うまで、過去の作品を見るのは、もっぱら
TV放送(もちろん地上波)の映画番組だけが頼みの綱でしたw。
当時のTVでは字幕付きの放送なんて、ほとんどありませんでしたから、
洋画なら短縮編集版を吹替えで見るのが当たり前だった時代ですよねぇ。
でもその分、それぞれの作品を一期一会の覚悟で、
かなり集中して観ていた覚えがあります。
なんせ、次はいつ観れるのか、分かりませんでしたからね。
(今、10代、20代の人には、この感覚わからないだろうなぁ…)

僕の名画座通いはもうちょっと後の話ですが、
僕も高校生の頃、休みの時期や日曜・祝日などを使って、
一時期、地元の映画館でバイトをしていたことがあります。
(親が専務さんの知り合いだったのです)
仕事はモギリや売店の売り子、清掃、簡単な事務
など、なんでもありの雑用係です。
こちらから頼んだのでバイト料はかなり安かったのですが、
タダで新作映画を観れる特典が付いていましたw。
用がない時も出入りして、映画を観たり、
映写室に篭ったりしていました。
映写技師のオジサンにもよくしてもらって、
映写機の操作や、フィルムが切れた時の継ぎ足し方など
いろいろと教わりました。
一本の映画の映写用フィルムが何巻もあり、
一巻20分以下なので、映写機二台を切り替えながら
上映することや、その切り替えの部分の目印として、
巻の終りにはフィルムの右上に「パンチ」と呼ばれる合図(●)
が出ることも、その時、初めて知りました。

そういえば、中学1年の時、
初めてクラスメートの女の子とデートしたのも
今は駐車場になっているその洋画専門館でしたっけ…。(遠い目)
あれもこれも懐かしい思い出ですw。
[ 2008/03/11 23:20 ] [ 編集 ]
同感ですね。今の子供たちは生まれたときからVCRやDVDレコ、等の録画機器ありますけど、僕らの時代は一期一絵に近い真剣さありましたね。太陽にほえろや600万ドルの男、バイオニック・ジェミーを見るために、学校の下校チャイムが合図で速攻でチャリを飛ばして家に帰りましたもんね。

僕も映画近づきたさで老人ホームや福祉施設、福祉会館で16mmのフィルムを上映している会の映写会の雑用係のバイトをやりましたっけ。そこで初めて観たのが七人の侍でしたね・・・。
[ 2008/03/11 23:35 ] [ 編集 ]
岩窟王さんのバイトのお話はまるで「ニュー・シネマパラダイス日本版」ですね :-)

当時に較べるとAV環境は確かに進化し豊かになりましたけど、何か急かされているような気も最近してきて、ちょっと窮屈で贅沢かなと最近は少し感じるときもあるのですが、昔は昔で別の意味で精神的には豊かだったのかも知れませんね・・・。映画が一期一絵でしたから尚更なんでしょうが、当時はよく映画仲間とお互いに観た映画のことであきもせず語ったもんです。もうどんなこと話してたかトンと思い出せないんですけどね。
[ 2008/03/11 23:46 ] [ 編集 ]
思い入れが強いというのは僕らの世代までの特徴で
今の若い方々にとってはそれほどでもないのかもしれませんね。

いや、もちろん、一番好きな作品や、好きな俳優は、
今でも思春期に触れた作品だったり、スターだったりするのでしょうが、
多感な時期に、映画やTV放送が「一期一会」だった時代とは
ひとつの作品に対した時の真剣さ、集中力のレベルは
かなり違うのではないかと思います。

今は地上波のほかにCSやBSがあり、
レンタル&セルソフトも揃っています。
生まれる前に製作された作品や、見逃した作品も
ワケなく観ることが出来るようになりましたからねぇ。
その上、30万もあればハイビジョン対応の
立派なホームシアターまで持てるのですから、
映画を取り巻く環境も変われば変わるものだと思います。

そんな時代を生きる若い方々が
羨ましいと共に、妬ましくも感じますがw、
同時に、十代の頃に濃密な映像体験が出来た世代であったことは
映画好きとしては良かったのかな?とも思っています。

[ 2008/03/12 00:05 ] [ 編集 ]
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