第80回アカデミー賞授賞式 実況生投稿 Cinema Kingdom Blog
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第80回アカデミー賞授賞式 実況生投稿 Cinema Kingdom Blog

映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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第80回アカデミー賞授賞式 実況生投稿

アメリカ映画芸術科学アカデミーが主催し、
世界中の映画ファンが注目する米国映画界最大の祭典、
「第80回アカデミー賞授賞式」がまもなく開催されます。

今年は、昨年の11月に始り2月に入っても続いていた
米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で、
例年通りの華やかな授賞式が行われるのか、
直前まで非常に危ぶまれる状況でした。
WGAのストを米俳優組合(SAG)が支持した為、
ストが解除されない限り、授賞式用の脚本も書けなければ
SAGに所属する多くの俳優も式をボイコットすると
みられていた為です。

事実、1月13日に行われる予定だった
アカデミー賞の前哨戦として注目される
『第65回ゴールデングローブ賞』は、
ストの煽りを受けて、授賞式がキャンセルされるという、
前代未聞の事態となりました。

第65回ゴールデングローブ賞(Cinema Kingdom Blog)

ただ、幸い、
タイムリミット、ギリギリの2月12日から
スト続行か終結かを決めるWGAメンバーによる
投票が行われ、その結果、2月13日をもって
ストは解除されました。
それ以降、連日、急ピッチで脚本・演出面での
準備が行われ、いよいよ式当日を迎えたワケです。


会場は第74回アカデミー賞授賞式以来、
毎年お馴染みのハリウッド、コダック・シアターです。

今年のホストは、
ジョン・スチュワート氏が務めます。
トリノ冬季オリンピックが記憶に残る、2006年の
「第78回アカデミー賞授賞式」以来で
今回が二度目の大役となります。

ジョン・スチュワート氏は、
コメディ専門チャンネル「コメディ・セントラル」の
風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の司会者
としてアメリカでは有名な方です。



The Daily Show with Jon Stewart Official Website

元々はコメディアンのようですが、
アカデミー賞のほかにグラミー賞の司会歴もあり、
テレビプロデューサー、脚本家、俳優、作家など
多彩な肩書きを持つ、なかなかの才人のようです。
映画では、「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」(2001)、
「デス・トゥ・スムーチー」(2002)、
ジム・キャリー主演の「ブルース・オールマイティ」の続編、
「エバン・オールマイティ」(2007)などに
出演されています。
しかし、これらはアメリカではヒットしたものの
日本ではビデオスルーなマイナー作品ばかりです…。
要するに、日本では、いまだにまったく無名の人
ということになるでしょう。(苦笑)


昨年は『バベル』で助演女優賞にノミネートされた
菊地凛子が話題になり、ステージには渡辺謙も登場しました。
今年は、外国語映画賞にノミネートされた
Mongol/モンゴル』(監督:セルゲイ・ボドロフ)
主演の浅野忠信が、奥様で歌手のCHARAを伴って出席されます。

日本人俳優がチンギス・ハンを演じたとなれば
思い出すのは、角川春樹が制作費30億円を投じ、
興行収入13億円と大コケした日本映画、
蒼き狼 地果て海尽きるまで』であります。
ほぼ同時期に撮影していたのでしょうから
角川さんも、こんな映画を作るくらいなら
この『モンゴル』に投資すればよかったものを…。(苦笑)


昨年は、「バベル」が最多の6部門7ノミネート、
次いで「クィーン」が6部門、更に、
「ディパーテッド」、 「パンズ・ラビリンス」、
「ブラッド・ダイヤモンド」が5部門という
ノミネート状況でしたが、結局、
マーティン・スコセッシが、
「ディパーテッド」で念願の監督賞を手にし、
ついでに作品賞もさらって行きました。
一方、今年の最多ノミネートは、
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」と
「ノーカントリー」が8候補で並び、
次いで、本年度ゴールデングローブ賞の作品賞
(ドラマ部門)を受賞した「つぐない」と
「フィクサー」が共に7候補と、
かなりの接戦になっております。


例年通り、今年もWOWOWのハイビジョン放送を見ながら
「完全実況生投稿」をお送りしたいと思います。
放送は日本時間で午前9時50分よりスタートしますが、
始めの数十分はレッドカーペットの生中継となりますので、
授賞式自体が始まるのは午前10時30分前後になります。
投稿は順次、リアルタイムで行います。
午後2時頃まで続きますので、非常に長文の投稿になる
とは思いますが、よろしかったら、時々、この記事、
http://gank2o.blog5.fc2.com/blog-entry-428.html
を再読み込みしながら、お楽しみ下さい。


さて、今年のオスカーは誰の手に?
まもなく第80回アカデミー賞授賞式が始まります!


The Academy of Motion Picture Arts and Sciences
独占生中継! 第80回アカデミー授賞式|WOWOW ONLINE
映像芸術科学アカデミー日本語公式サイト|WOWOW ONLINE
Oscar.com (動画たっぷり)
Variety Japan | 2008年 第80回アカデミー賞 関連ニュース一覧

■とりあえず、結果だけを知りたい方は、
コチラをクリックして下さい。

※BS放送予定※

WOWOW 「独占生中継!第80回アカデミー賞授賞式」
2月25日(月) 9:50~15:00 [同時通訳]
WOWOW 「第80回アカデミー賞授賞式[再]」
2月25日(月) 21:00~25:00 [日本語字幕]
WOWOW 「第80回アカデミー賞授賞式ダイジェスト」
3月2日(日) 22:40~24:10 [日本語字幕]

NHK-BS「第80回 アカデミー賞授賞式のすべて」
BS-hi 3月8日(土) 午後2:30~4:10<総集編>
BS2 3月8日(土) 午後8:00~10:35




オープニング・フィルム。
CGをベースにした、さまざまなモンスター、
新旧の映画スターが登場する、
かなり凝ったショートムービー。

ジョン・スチュワート氏が登場し、
オープニングトーク。



冒頭は、脚本家のストが終わってよかった
という話題で笑いを取っています。
その後は主要部門の候補作の内容、
候補者をイジりながらのトークが続きます。


今年最初は「衣装デザイン賞」の発表です。
プレゼンターは、ジェリファー・ガーナー。



衣装デザイン賞[Costume Design]

Across the Universe/アクロス・ザ・ユニバース
 Albert Wolsky
Atonement/つぐない
 Jacqueline Durran
Elizabeth: The Golden Age/エリザベス~ゴールデン・エイジ
 Alexandra Byrne
La Vie en Rose/エディット・ピアフ~愛の讃歌
 Marit Allen
Sweeney Todd The Demon Barber of Fleet Street
 /スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師

 Colleen Atwood

今年始めの受賞者は、
Elizabeth: The Golden Age/エリザベス~ゴールデン・エイジ』の
Alexandra Byrneでした。


ジョージ・クルーニーが登場し、
オスカー80年の歴史を振り返るショートクリップを上映。
過去の受賞者の名言・名場面集。




次は「長編アニメ賞」の発表。
プレゼンターは、アン・ハサウェイとスティーヴ・カレル。




長編アニメ賞[Animated Feature Film]

Persepolis/ペルセポリス
 Marjane Satrapi and Vincent Paronnaud
Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
 Brad Bird
Surf's Up/サーフズ・アップ
 Ash Brannon and Chris Buck

受賞は、
Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
Brad Birdでした。順当ですね。
ブラッド・バードはこれで二度目のオスカー受賞。


プレゼンターは、キャサリン・ハイグルで
「メイクアップ賞」の発表です。



メイクアップ賞[Makeup]

La Vie en Rose/エディット・ピアフ~愛の讃歌
 Didier Lavergne and Jan Archibald
Norbit/マッド・ファット・ワイフ
 Rick Baker and Kazuhiro Tsuji
Pirates of the Caribbean: At World's End
 /パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド

 Ve Neill and Martin Samuel

二年連続でメイクアップ・アーチストの辻一弘氏が
ノミネートされています。

受賞は、
La Vie en Rose/エディット・ピアフ~愛の讃歌
 Didier Lavergne and Jan Archibald
でした。辻さん、残念でした。


エイミー・アダムスによる歌曲パフォーマンス。
Happy Working Song『Enchanted/魔法にかけられて』


ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)が登場し
「視覚効果賞」の発表です。



視覚効果賞[Visual Effects]

The Golden Compass/ライラの冒険~黄金の羅針盤
 Michael Fink, Bill Westenhofer, Ben Morris and Trevor Wood
Pirates of the Caribbean: At World's End
 /パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド

 John Knoll, Hal Hickel, Charles Gibson and John Frazier
Transformers/トランスフォーマー
 Scott Farrar, Scott Benza, Russell Earl and John Frazier

受賞は、『The Golden Compass/ライラの冒険~黄金の羅針盤
 Michael Fink, Bill Westenhofer, Ben Morris and Trevor Wood
でした。


次は『美術賞』の発表です。
プレゼンターは、ケイト・ブランシェット。
ただいま妊娠中の彼女。大きなお腹が目立ちます。



美術賞[Art Direction]

American Gangster/アメリカン・ギャングスター
 Art Direction: Arthur Max
 Set Decoration: Beth A. Rubino
Atonement/つぐない
 Art Direction: Sarah Greenwood
 Set Decoration: Katie Spencer
The Golden Compass/ライラの冒険~黄金の羅針盤
 Art Direction: Dennis Gassner
 Set Decoration: Anna Pinnock
Sweeney Todd The Demon Barber of Fleet Street/
 スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師

 Art Direction: Dante Ferretti
 Set Decoration: Francesca Lo Schiavo
There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
 Art Direction: Jack Fisk
 Set Decoration: Jim Erickson

Sweeney Todd The Demon Barber of Fleet Street/
 スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師

 Art Direction: Dante Ferretti
 Set Decoration: Francesca Lo Schiavo

が受賞しました。

過去の「助演男優賞」の名場面集の後に
ジェニファー・ハドソンが登場し、『助演男優賞』の発表。
彼女、体型が映画の時と変わってませんw。



助演男優賞[Actor in a supporting role]

ケーシー・アフレックハビエル・バルデムフィリップ・シーモア・ホフマンハル・ホルブルックトム・ウィルキンソン

ケーシー・アフレック
 『The Assassination of Jesse James/ジェシー・ジェームズの暗殺』
ハビエル・バルデム
 『No Country for Old Men/ノーカントリー』
フィリップ・シーモア・ホフマン
 『Charlie Wilson's War/チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
ハル・ホルブルック
 『Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド』
トム・ウィルキンソン
 『Michael Clayton/フィクサー』

受賞は、大本命、ハビエル・バルデム
『No Country for Old Men/ノーカントリー』でした。



英語の後で、母国語であるスペイン語でスピーチ。
客席で泣くのは白髪の母親。


プレゼンターはケリー・ラッセル。



二曲目の歌曲パフォーマンス。
Raise It Up『August Rush/オーガスト・ラッシュ』


オーウェン・ウイルソンが登場し
「短編実写映画賞」の発表。



実写短編賞[Live Action Short Film]

At Night
 A Zentropa Entertainments 10 Production
 Christian E. Christiansen and Louise Vesth
Il Supplente』 (The Substitute)
 A Frame by Frame Italia Production
 Andrea Jublin
Le Mozart des Pickpockets
 (The Mozart of Pickpockets)
 A Kare Production
 Philippe Pollet-Villard
Tanghi Argentini
 An Another Dimension of an Idea Production
 Guido Thys and Anja Daelemans
The Tonto Woman
 A Knucklehead, Little Mo and Rose Hackney Barber Production
 Daniel Barber and Matthew Brown


受賞は『Le Mozart des Pickpockets
 (The Mozart of Pickpockets) でした。


蜂のCGアニメ「ビー・ムービー」の主人公が登場し
(声・ジェリー・サインフェルド)、「短編アニメ賞」の発表。

アニメーション短編賞[Animated Short Film]

I Met the Walrus
 A Kids & Explosions Production
 Josh Raskin
Madame Tutli-Putli
 A National Film Board of Canada Production
 Chris Lavis and Maciek Szczerbowski
Meme Les Pigeons Vont au Paradis
 (Even Pigeons Go to Heaven)
 A Dago-Film Studio, Channel One Russia
 and Dentsu Tec Production
 Alexander Petrov
My Love』 (Moya Lyubov)
 A Dago-Film Studio, Channel One Russia
 and Dentsu Tec Production
 Alexander Petrov
Peter & the Wolf
 A BreakThru Films/Se-ma-for Studios Production
 Suzie Templeton and Hugh Welchman

受賞は、『Peter & the Wolf』でした。



アラン・アーキンが登場し、「助演女優賞」の発表です。

助演女優賞[Actress in a supporting role]

ケイト・ブランシェットルビー・ディーセルシャ・ローナンエイミー・ライアンティルダ・スウィントン

ケイト・ブランシェット
 『I'm Not There/アイム・ノット・ゼア』
ルビー・ディー
 『American Gangster/アメリカン・ギャングスター』
セルシャ・ローナン
 『Atonement/つぐない』
エイミー・ライアン
 『Gone Baby Gone/愛しき者はすべて去りゆく』
ティルダ・スウィントン
 『Michael Clayton/フィクサー』

受賞者は、ティルダ・スウィントン
『Michael Clayton/フィクサー』でした。



これはちょっと予想外かも。
彼女のオスカーノミネートは初めてですが、
ワン・アンド・オンリーな雰囲気をお持ちの女優さんで
前々から注目しておりました。


次にジェシカ・アルバが『科学技術賞』受賞者の紹介。



この賞は授賞式前に受賞者の発表があったので
各受賞者の功績を称えたのみで終了です。
その中の一人に、デジタル・ドメイン社の日本人
坂口亮 氏がいます。
彼は、海や水面を描くCGシーンの際に基礎となる
「流体シミュレーション・システム」を開発し、
それが評価されての受賞でした。
このシステムは、『デイ・アフター・トゥモロー』や
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
などで使用されています。


次は、「脚色賞」。
プレゼンターは、ジェームズ・マカヴォイとジョシュ・ブローリン。



脚色賞[Adapted Screenplay]

Atonement/つぐない
 Screenplay by Christopher Hampton
Away from Her/アウェイ・フロム・ハー~君を想う
 Written by Sarah Polley
The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
 Screenplay by Ronald Harwood
No Country for Old Men/ノーカントリー
 Written for the screen by Joel Coen & Ethan Coen
There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
 Written for the screen by Paul Thomas Anderson


コーエン兄弟がオスカー受賞!
No Country for Old Men/ノーカントリー
 Written for the screen by Joel Coen & Ethan Coen




映画芸術科学アカデミー(アカデミー協会)の
シド・ガニス会長が登場。
アカデミー会員による投票の手順を
クリップで紹介。


マイリー・サイラスが歌曲パフォーマンスの紹介。




That's How You Know『Enchanted/魔法にかけられて』


プレゼンターはジュディ・デンチとハル・ベリー
と紹介されましたが、
セス・ローゲンとジョナ・ヒルが登場し、
「音響編集賞」の発表。



セス・ローゲンは全米大ヒットとなった
“Knocked Up”に主演したコメディ男優で、
ジョナ・ヒルも「エバン・オールマイティ」などに
出演する、コメディ男優です。
どちらがよりジュディ・デンチやハル・ベリーと
似ているか、なんて喋っていましたが、
誰が見てもただの太ったユダヤ人コンビですねw。

音響編集賞[Sound Editing]

The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
 Karen Baker Landers and Per Hallberg 
No Country for Old Men/ノーカントリー
 Skip Lievsay
Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
 Randy Thom and Michael Silvers
There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
 Christopher Scarabosio and Matthew Wood
Transformers/トランスフォーマー
 Ethan Van der Ryn and Mike Hopkins

The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
 Karen Baker Landers and Per Hallberg
 が受賞しました。


プレゼンターはそのままで、「録音賞」の発表。


音響賞(録音賞)[Sound Mixing]

The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
 Scott Millan, David Parker and Kirk Francis
No Country for Old Men/ノーカントリー
 Skip Lievsay, Craig Berkey, Greg Orloff and Peter Kurland
Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
 Randy Thom, Michael Semanick and Doc Kane
3:10 to Yuma
 Paul Massey, David Giammarco and Jim Stuebe
Transformers/トランスフォーマー
 Kevin O’Connell, Greg P. Russell and Peter J. Devlin

受賞は、これまたThe Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
 Scott Millan, David Parker and Kirk Francis

でした。


次はいよいよ、「主演女優賞」の発表です。
プレゼンターはフォレスト・ウィッテカー。

主演女優賞[Actress in a leading role]

ケイト・ブランシェットジュリー・クリスティマリオン・コティヤールローラ・リニーエレン・ペイジ

ケイト・ブランシェット
 『Elizabeth: The Golden Age/エリザベス~ゴールデン・エイジ』
ジュリー・クリスティ
 『Away From Her/アウェイ・フロム・ハー~君を想う』
マリオン・コティヤール
 『La Vie En Rose/エディット・ピアフ~愛の讃歌』
ローラ・リニー
 『The Savages/ザ・サベージ』
エレン・ペイジ
 『Juno/ジュノ』

受賞者は、マリオン・コティヤール
 『La Vie En Rose/エディット・ピアフ~愛の讃歌』
でした。



嘘~ぉ!これは大番狂わせでは?
本国のセザール賞や今年のゴールデングローブ賞を
取っているとは云え、フランス人女優が受賞だなんて…。
しかしながら、たどたどしい英語で涙ながらに
「この街には本当にエンジェルがいます!」
と云ったスピーチが感動的でした。

しかし、本命とみられていた助演賞を逃して
こちらかと思っていたケイト・ブランシェットが
ちょっと可哀想…。


コリン・ファレルが登場し、
歌曲賞パフォーマンスの紹介。



Falling Slowly『Once/ダブリンの街角で』


ジャック・ニコルソンが登場。
オスカー80周年を記念し、過去79作の作品賞を
年代順に紹介したショートフィルムを上映。





レニー・ゼルウィガーが登場し、「編集賞」の発表です。



編集賞[Film Editing]


The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
 Juliette Welfling
Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド
 Jay Cassidy
No Country for Old Men/ノーカントリー
 Roderick Jaynes
There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
 Dylan Tichenor

受賞は、『The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
Christopher Rouse でした。

技術系の賞ばかりですが、
「ボーン・アルティメイタム」はなかなか強いですね。


本日の音楽監督、指揮者のビル・コンティを紹介。


ニコール・キッドマンが登場し、
「北北西に進路を取れ」、「屋根の上のバイオリン弾き」など、
100本以上の作品の美術監督を務めたロバート・ボイル氏に
「名誉賞」が送られます。今年で98歳になられるとのことです。
スピーチでヒッチコック監督との思い出などを語りました。




ペネロペ・クルスがプレゼンターで、
「外国語映画賞」の発表です。



外国語映画賞[Foreign Language Film]

Beaufort/ボーフォート~レバノンからの撤退』(イスラエル)
The Counterfeiters/ヒトラーの贋札』(オーストリア)
Katyn/カティン』(ポーランド)
Mongol/モンゴル』(カザフスタン)
12』(ロシア)

受賞作は、『The Counterfeiters/ヒトラーの贋札』(オーストリア)
でした。浅野忠信さん、残念でした。


パトリック・デンプシーが登場し、
最後の歌曲パフォーマンスの紹介。




So Close『Enchanted/魔法にかけられて』


オリジナル歌曲賞に三曲ノミネートされている
「魔法にかけられて」の作曲・作詞は
アラン・メンケンとスティーヴン・シュワルツ。

このふたりは、ディズニーのアニメ・ミュージカル
「ノートルダムの鐘」の作曲家・作詞家コンビ。
中でも作曲家のアラン・メンケンは、今は亡き
ハワード・アシュマンとのゴールデン・コンビで
「リトル・マーメイド」、「美女と野獣」をメガヒットに導き、
息も絶え絶えだったディズニーアニメを救った大立者。
他にティム・ライスと組んだ「アラジン」などがある。


ジョン・トラヴォルタが登場し、「歌曲賞」の発表です。



オリジナル歌曲賞[Music (original song)]

Falling Slowly『Once/ダブリンの街角で』
 Music and Lyric by Glen Hansard and Marketa Irglova 
Happy Working Song『Enchanted/魔法にかけられて』
 Music by Alan Menken
 Lyric by Stephen Schwartz
Raise It Up『August Rush/オーガスト・ラッシュ』
 Nominees to be determined
So Close『Enchanted/魔法にかけられて』
 Music by Alan Menken
 Lyric by Stephen Schwartz
That's How You Know『Enchanted/魔法にかけられて』
 Music by Alan Menken
 Lyric by Stephen Schwartz

受賞は、Falling Slowly『Once/ダブリンの街角で』
 Music and Lyric by Glen Hansard and Marketa Irglova
 
でした。




『Once/ダブリンの街角で』は、
アイルランドはダブリン出身のバンド、
THE FRAMESのVo&Gの Glen Hansard と、
チェコ出身のピアニスト Marketa Irglova が共演し
音楽も担当した、ストリート・ミュージシャンを描いた
製作費10万ドルという超低予算の音楽映画。

Glen Hansardのスピーチが終わったところで
CMに入ってしまったが、CM明けに
ホストのジョン・スチュワートの粋な計らいで、
Marketa Irglova だけ再登場してマイクの前に。
「低予算でも良いものを作れば必ず認めてもらえる」と
感動的なスピーチを行い、会場から大喝采を受けました。

ただ、本命の『魔法にかけられて』は可哀想でした。
昨年の「ドリームガールズ」の時もそうでしたが、
三曲もノミネートされると、かえってダメなのかも
しれませんねぇ。


プレゼンターはキャメロン・ディアス。
「撮影賞」の発表です。



撮影賞[Cinematography]

The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford
 /ジェシー・ジェームズの暗殺

 Roger Deakins
Atonemen/つぐない
 Seamus McGarvey
The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
 Janusz Kaminski
No Country for Old Men/ノーカントリー
 Roger Deakins
There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
 Robert Elswit


受賞者は、『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
Robert Elswit でした。


ヒラリー・スワンクが登場して、
この一年で亡くなった映画人を偲ぶ
「メモリアル・トリビューン」です。



デボラ・カー、ナンシー・梅木、イングマール・ベイルマン監督、
最後に、ヒース・レジャー…。合掌…。



この日何度か歌曲パフォーマンスを行った
エイミー・アダムスが登場し、「作曲賞」の発表です。



作曲賞[Music (original score)]

Atonement/つぐない
 Dario Marianelli
The Kite Runner/君のためなら千回でも
 Alberto Iglesias
Michael Clayton/フィクサー
 James Newton Howard
Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
 Michael Giacchino
3:10 to Yuma
 Marco Beltrami

Atonement/つぐない
Dario Marianelli が受賞しました。


トム・ハンクスがプレゼンターで
「ドキュメンタリー短編賞」の発表です。



衛星中継でイラクの従軍兵がノミネート作の紹介と
受賞作を発表しました。

ドキュメンタリー短編賞[Documentary Short Subject]

Freeheld
 A Lieutenant Films Production
 Cynthia Wade and Vanessa Roth
La Corona (The Crown)
 A Runaway Films and Vega Films Production
 Amanda Micheli and Isabel Vega
Salim Baba
 A Ropa Vieja Films and Paradox Smoke Production
 Tim Sternberg and Francisco Bello
Sari's Mother
 A Daylight Factory Production
 James Longley

受賞作は、『Freeheld
でした。


続いて、「長編ドキュメンタリー賞」の発表です。

ドキュメンタリー賞[Documentary Feature]

No End in Sight
 A Representational Pictures Production
 Charles Ferguson and Audrey Marrs
Operation Homecoming: Writing the Wartime Experience
 A Documentary Group Production
 Richard E. Robbins
Sicko/シッコ
 A Dog Eat Dog Films Production
 Michael Moore and Meghan O’Hara
Taxi to the Dark Side
 An X-Ray Production
 Alex Gibney and Eva Orner
War/Dance
 A Shine Global and Fine Films Production
 Andrea Nix Fine and Sean Fine

受賞作は、『Taxi to the Dark Side
でした。
今回はマイケル・ムーアの出番はありませんでしたw。


ハリソン・フォードがプレゼンターで、
「脚本賞」の発表です。

脚本賞[Original Screenplay]

Juno/ジュノ
 Written by Diablo Cody
Lars and the Real Girl/ラース・アンド・ザ・リアル・ガール
 Written by Nancy Oliver
Michael Clayton/フィクサー
 Written by Tony Gilroy
Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
 Screenplay by Brad Bird
 Story by Jan Pinkava, Jim Capobianco, Brad Bird
The Savages/ザ・サベージ
 Written by Tamara Jenkins

受賞は、『Juno/ジュノ
Diablo Cody でした。



今年29歳のディアブロ・コーディは、これが初脚本作品。
米エンターテインメント・ウィークリー誌に連載する
コラムニストであったが、元ストリッパーという経歴を持つ。
ブログの文章が注目されて脚本家に抜擢され、
いまやハリウッド中からオファーが殺到する新鋭脚本家に。
まさに彼女自身がアメリカン・ドリームそのものです。


さて、いよいよ残すは「主演男優賞」、
「監督賞」、「作品賞」の三部門です。


プレゼンターは、ヘレン・ミレンで
「主演男優賞」の発表です。

主演男優賞[Actor in a leading role]

ジョージ・クルーニーダニエル・デイ・ルイスジョニー・デップトミー・リー・ジョーンズヴィゴ・モーテンセン

ジョージ・クルーニー
 『Michael Clayton/フィクサー』
ダニエル・デイ・ルイス
 『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ジョニー・デップ
 『Sweeney Todd/スウィーニー・トッド』
トミー・リー・ジョーンズ
 『In the Valley of Elah/告発のとき』
ヴィゴ・モーテンセン
 『Eastern Promises/イースタン・プロミセズ』

受賞者は、ダニエル・デイ=ルイス
 『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
でした。
4度のノミネートで二度目の受賞です。

女王wヘレン・ミレンの前に跪いて
剣ならぬオスカー像で両肩を祝福してもらうデイ=ルイス。



「ナイトになった気分だよ」とツカミはOKw。



これで今年の俳優賞は
すべてアメリカ人以外の俳優が受賞
ということになりました。


マーチン・スコセッシ監督がプレゼンターで
「監督賞」の発表です。

監督賞[Directing]

ジュリアン・シュナーベル
 『The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る』
ジェイソン・ライトマン
 『Juno/ジュノ』
トニー・ギルロイ
 『Michael Clayton/フィクサー』
イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
 『No Country for Old Men/ノーカントリー』
ポール・トーマス・アンダーソン
 『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』


受賞者はイーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
 『No Country for Old Men/ノーカントリー』
でした。



脚色賞に続いて、
コーエン兄弟が今日ふたつめのオスカーです。


デンゼル・ワシントンが登場し、
いよいよ「作品賞」の発表です。



作品賞[Best Picture]

『Atonement/つぐない』(Focus Features)
 A Working Title Production
 Tim Bevan, Eric Fellner and Paul Webster, Producers
『Juno/ジュノ』(Fox Searchlight)
 A Dancing Elk Pictures, LLC Production
 Lianne Halfon, Mason Novick and Russell Smith, Producers
『Michael Clayton/フィクサー』(Warner Bros.)
 A Clayton Productions, LLC Production
 Sydney Pollack, Jennifer Fox and Kerry Orent, Producers
『No Country for Old Men/ノーカントリー』
  (Miramax and Paramount Vantage)
 A Scott Rudin/Mike Zoss Production
 Scott Rudin, Ethan Coen and Joel Coen, Producers
『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
 (Paramount Vantage and Miramax)
 A JoAnne Sellar/Ghoulardi Film Company Production
 JoAnne Sellar, Paul Thomas Anderson and Daniel Lupi, Producers


オスカー80作目の記念すべき作品賞は、
『ノーカントリー』でした!
コーエン兄弟が今日三つ目のオスカーです!


昔からお気に入りの監督で、
すべての作品をコレクションしているコーエン兄弟が
一晩でこれだけのオスカー像を獲得するとは!
これは「ノーカントリー」、絶対見逃せません!
…と云うか、実は、来月には米国でブルーレイが
発売される予定で、僕は既に予約済みなのです。(笑)


今回の授賞式の演出的な特徴は、
過去の授賞式から選りすぐった、映像クリップが
数多く使用されていたことでしょう。
ストの影響でビデオ映像だけが頼りになるかもしれないと、
早めに数多くのクリップを編集していたのが
吉と出た感じです。
ただ、主要候補がアート系作品中心な上に、
準備期間が限られていた為か、笑いが少なく、
わりと地味な印象でしたので、視聴率的には厳しい
かもしれません。

それから、今回の生中継は放送中に映像が乱れたり、
音声のみで映像が途切れたり、随分不安定でした。
ここ連日の強風でアンテナがズレているとか、
プロジェクタかレコーダーが故障した可能性もありますが、
受賞式の後の放送には異常がありませんので、
もしかしたら送り出し側に問題があったのかもしれません。(※)

※僕の機器側の問題のようです※



では、改めて結果一覧を。

第80回アカデミー賞 受賞結果

ノーカントリー

■作品賞 「ノーカントリー」
■監督賞 イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
      「ノーカントリー」
■主演男優賞 ダニエル・デイ・ルイス
      「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
■主演女優賞 マリオン・コティヤール 
      「エディット・ピアフ 愛の讃歌」
■助演男優賞 ハビエル・バルデム 「ノーカントリー」
■助演女優賞 ティルダ・スウィントン 「フィクサー」
■撮影賞  Robert Elswit 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
■編集賞  Christopher Rouse  「ボーン・アルティメイタム」
■脚本賞 Diablo Cody  「ジュノ」
■脚色賞 Joel Coen & Ethan Coen 「ノーカントリー」
■作曲賞  Dario Marianelli 「つぐない」
■録音賞 「ボーン・アルティメイタム」
■音響編集賞 「ボーン・アルティメイタム」
■視覚効果賞 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
■衣装デザイン賞 Alexandra Byrne 
      「エリザベス~ゴールデン・エイジ」
■美術賞 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
■外国語映画賞 「ヒトラーの贋札」(オーストリア)
■メイクアップ賞 「エディット・ピアフ 愛の讃歌」
■歌曲賞 Falling Slowly『Once/ダブリンの街角で』
■長編ドキュメンタリー賞 「Taxi to the Dark Side」
■短編ドキュメンタリー賞 「Freeheld」
■実写短編賞 「binta Y La Gran Idea(原題)」
■長編アニメ賞 「レミーのおいしいレストラン」
■短編アニメ賞 「Peter & the Wolf」
■名誉賞 ロバート・ボイル



さて、これで今年のオスカー実況生投稿も終りです。

徹夜の仕事明けでこれを書き、今夜も仕事…。
しかも明日は明日で、朝から旧友三人と
群馬県の四万(しま)温泉に一泊旅行に出掛ける予定で、
その準備もまだ終わっておりませんw。
好きでやっているとは云え、今年も疲れました。(苦笑)

尚、なんせ映像を横目に書いておりますので
間違いや見逃している部分があると思います。
授賞式の写真のUPや、細かい修正は、
字幕版の放送後に行いますので、しばらくお待ち下さい。


■Cinema Kingdom「アカデミー賞」過去ログ
第79回アカデミー賞授賞式 実況生投稿
第78回アカデミー賞授賞式 実況生投稿
第77回アカデミー賞授賞式 実況生投稿
第76回アカデミー賞
第75回アカデミー賞
第74回アカデミー賞
第73回アカデミー賞
第72回アカデミー賞
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[ 2008/02/25 09:10 ] 映画 | TB(0) | CM(5)
私もWOWOWライブ中継で観ていたんですが、画が乱れたりはしなかったと思いますよ。
[ 2008/02/26 04:03 ] [ 編集 ]
どうも僕の機器の不具合のようですね。
ただ、その後、症状が出ていないので
明日帰ったら調べてみます。

で、その間はコメントを承認制にしておきます。
このところスパムコメントがチョコョコ入るからです。
どうぞ、よろしく♪
[ 2008/02/26 08:49 ] [ 編集 ]
司会は、去年のエレン・デレジュネスの方が良かったかな?楽しかったです。
俳優賞、マリオン・コテヤールなんかは、ロング・エンゲージメントやビッグ・フィッシュで注目していた女優さんだったので、取ってくれて嬉しかったです。私のブログでも紹介してあったので。(笑)
助演女優賞のティルダ・スウィントンは、コンスタンチンやナルニア国物語で注目していたので、やっぱり取ってくれて嬉しかった。(笑)
岩窟王さんは、コーエン兄弟がお気に入りなんですね。私、よく知らないので、今度観てみようと思います。お勧めありますか?
[ 2008/02/27 18:05 ] [ 編集 ]
サイト開設9周年へのお祝いのお言葉
ありがとうございました。
僕自身もなるべく長く続けて行けたら
いいなぁと思っております。

> コーエン兄弟

僕が特に好きなのは、
「赤ちゃん泥棒」、「ミラーズ・クロッシング」、「ファーゴ」の三本です。

サム・ライミの『死霊のはらわた』の編集を担当したのが、
まだ監督業を始める前のコーエン兄弟でした。
その為か、この監督二作目の「赤ちゃん泥棒」には、
サム・ライミの影響がかなり感じられます。
作品のスピード感や映像面の斬新さが
『死霊のはらわた』のそれを彷彿とさせるのです。

「ミラーズ・クロッシング」は
バイオレンス・ミステリーといった感じの作品で、
脚本の緻密さとスタイリッシュな映像美が見事な傑作です。
また、クセモノ揃いの俳優陣の質の高い演技合戦も
大きな見所となっております。
特にジョン・タトゥーロ、ジョン・ポリト、
アルバート・フィニーの演技は、見事という他はありません。

「ファーゴ」では、兄のジョエル・コーエンの奥さんの
フランシス・マクドーマンドがアカデミー主演女優賞、
コーエン兄弟自身は脚本賞を受賞しました。
コーエン作品の特徴が凝縮されたような傑作で、
あまりに完成度が高かった為、これ以降の作品は
ちょっと物足りないデキに映り、ここ数年は
ちょっとスランプ気味だなぁと思っていましたが、
今回の「ノーカントリー」で返り咲いた感じですね。
[ 2008/02/27 21:20 ] [ 編集 ]
その3作品、是非観てみたいと思います。
[ 2008/02/28 15:03 ] [ 編集 ]
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