「Hannibal Rising ハンニバル・ライジング」ほか Cinema Kingdom Blog
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「Hannibal Rising ハンニバル・ライジング」ほか Cinema Kingdom Blog

映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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「Hannibal Rising ハンニバル・ライジング」ほか

6月に購入したDVD(+BD+HD DVD)」の続きで
今度は北米盤の寸評です。


Ghost Rider (Extended Cut) [Blu-ray]
 「ゴーストライダー」(Blu-ray)
と、
Curse of the Golden Flower [Blu-ray]
 「カース・オブ・ゴールデン・フラワー (原題)」(Blu-ray)

に関しては、こちらの記事で触れたので割愛して、
まずは、「ハンニバル・ライジング」です。



Hannibal Rising (Unrated Widescreen Edition)
 「ハンニバル・ライジング」


原作は、ご存知トマス・ハリス(トーマス・ハリス)
のレクター・シリーズですが、
今回の映画化では、トマス・ハリス自ら脚本にも
初挑戦しています。
否が応でも期待が募るというものです。

ハンニバル・ライジング 上巻 ハンニバル・ライジング 上巻
トマス・ハリス (2007/03)
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ハンニバル・ライジング 下巻 ハンニバル・ライジング 下巻
トマス・ハリス (2007/03)
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もともと、ハンニバルの生い立ちに関しては、
前作(原作小説で。映画化作品では前々作)である
「ハンニバル」の中で触れられていましたが、
映画化に当たって、その部分はバッサリ切られていました。
今度は、そこに焦点を当てて、レクター博士の
幼年期から青年期までが描かれています。
ですから、今回はアンソニー・ホプキンスも
「クラリス」も登場しません。

2001年に書いた「「ハンニバル」雑記集成」で僕は、
この原作(ハンニバル)は、いままでのハリスの小説に比べると
出来はいまひとつだったと思っています。
もちろん両者はちょっと傾向が違う小説ですが、
歴史的傑作だった「羊たちの沈黙」には遥かに及ばない感じです。
前作に比べ、新作は全体的にグルメ小説か、薀蓄小説のようですし、
レクターの超人ぶりに内容が偏りすぎていたように思います。
クラリスが「フランケンシュタインの花嫁」となってしまう
問題のラストも「おいおい、じゃ、前作のクラリスは何だったんだよ」
と思いましたしね。

ただ、原作にあったレクター博士の幼少時代の悲惨な記憶(トラウマ)
の部分が映画ではそっくりカットされてしまった点は、
僕もちょっと残念でした。
あの部分があったことによって、超人的怪物となった人間に
どんな背景があったかが、かなり垣間見えたですからね。
クラリスに対する心情の核にもなっている訳ですし、
この部分は残してほしかった気もします。

と述べました。
今回は、その部分が詳しく語られているワケです。

演出は、初監督作の『真珠の耳飾りの少女』が
高い評価を得たピーター・ウェーバー(英国)で、
キャストは、青年期のハンニバルに
ジャン=ピエール・ジュネ監督の
「ロング・エンゲージメント」でオドレイ・トトゥ
が捜し求める婚約者を演じたギャスパー・ウリエル、
ハンニバルの保護者で、フランス貴族の未亡人
「レディ・ムラサキ」(日本女性)にコン・リー
(「SAYURI」、「マイアミ・バイス」に続く、
ハリウッド作品)、悪役に、「ノッティングヒルの恋人」、
「リプレイスメント」、「ヒューマンネイチュア」
などで可笑しな変人を演じたリス・アイファンズ、
などとなっております。

前置きが長くなりましたが、
率直な感想を云えば、残念ながら
期待したほどの出来ではありませんでした。
100点満点で75点程度ではないでしょうか。

賛否両論のキャストに関しては、
まあ、あんなものだと思いましたが、
ピーター・ウェーバーの演出に
『真珠の耳飾りの少女』のような繊細さや映像美は
感じられませんでしたし、なにより、
脚本がイマイチです。(特に後半とラスト)
僕は未読ですが、どうやら原作の出来も悪いようで、
寡作ながら、出版の度に傑作を放って来た
トマス・ハリスも、前作の「ハンニバル」辺りから
いよいよ限界なのかもしれません。

尚、来月末には日本盤も発売されます。

ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション
ギャスパー・ウリエル;コン・リー;リス・エヴァンス;ケビン・マクキッド;ドミニク・ウェスト (2007/08/24)
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続く、4枚の次世代ディスクは、
実はまだ到着しておりません。


Black Snake Moan [Blu-ray]
 「ブラック・スネーク・モーン」(Blu-ray)

Bridge to Terabithia [Blu-ray]
 「テラビシアにかける橋(仮題)」(Blu-ray)

Breach (Combo HD DVD and Standard DVD) [HD DVD]
 「ブリーチ(原題)」(HD DVD)

Dead Silence (Unrated) [HD DVD]
 「デッド・サイレンス(原題)」(HD DVD)


サミュエル・L・ジャクソン、クリスティーナ・リッチ主演の
ブラック・スネーク・モーン」は
クリスティーナ・リッチ演じるセックス依存症の白人女性を、
サミュエル演じる元ブルース歌手の男が鎖でつないで監禁し、
ブルースを通して、彼女の心を再生していくという、
超過激な問題作だそうですw。
「アダムス・ファミリー」、「スリーピー・ホロウ」、
「モンスター」でお馴染みのクリスティーナ・リッチ
ですが、以前はちょっとポッチャリ体型だったのに、
今回は過激なセックスシーンやヌードシーン
があるということでか、随分、痩せた印象がありますね。
日本では、今夏公開とのとこです。

Bridge to Terabithia」は、
ニューベリー賞受賞のファンタジー児童文学
(邦題:テラビシアにかける橋)を原作にした
ディズニー(Buena Vista)の実写映画です。

テラビシアにかける橋 テラビシアにかける橋
キャサリン・パターソン (2007/03)
偕成社
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残りの「Breach」と「Dead Silence」は
共にUniversal Pictures作品なので、自動的に
HD DVDになりました。

「Breach」は、
「ニュースの天才」のビリー・レイ監督の作品で、
今回も実話の映画化です。
(出演:クリス・クーパー、ライアン・フィリップ)
FBI捜査官でありながら、15年間もソ連に機密情報を
流し続けた、実在の人物、ロバート・ハンセンの物語です。
日本での劇場公開も未定で、もちろん未見ですが、
評判が良いようなので注文しました。

「Dead Silence」は、
「SAW ソウ」シリーズのジェームス・ワン(監督)と
リー・ワネル(脚本)のコンビによる新作ホラーです。
あらすじはこちらのサイトで読めます。
こちらも現時点では日本公開されるか未定のようです。


この四作に関しては、
鑑賞後にまた何か、感想でも書くかもしれません。
以上で北米盤も終了です。
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[ 2007/07/05 19:50 ] DVD、BD、HD DVD | TB(0) | CM(1)
ハンニバル・ライジング、期待していたんですが…トホホなんですねぇ…。トマス・ハリスはどうしてしまったんでしょう…。巷ではレディ・ムラサキが意味不と評判だったんですけれど…。心して観てみたいと思います(苦笑)
[ 2007/07/10 16:50 ] [ 編集 ]
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