「渥美清 こもろ寅さん会館」へ (その三) Cinema Kingdom Blog
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「渥美清 こもろ寅さん会館」へ (その三)

渥美清 こもろ寅さん会館

さて、いよいよ目的地の「渥美清 こもろ寅さん会館
に到着です。





この会館は、寅さんファン、渥美清さん、松竹、山田組、
小諸市の協力のもとに建設され、渥美さんがまだ存命中の
1995年(平成7年)6月にオープンしました。
東京にある「葛飾柴又 寅さん記念館」の開館は、
渥美さんが亡くなって約一年後の平成9年(1997)年11月
ですから、こちらのほうが寅さん資料館としては「元祖」
ということになります。


●『渥美清 こもろ寅さん会館』
◆開館時間 9時~17時 (4月~11月)
      10時~16時 (12月~3月)
◆休館日 無休 (12月~3月 水曜日)
◆入場料 窓口大人(高校生以上) 500円
     窓口子供(小・中学生)  300円
     団体大人(高校生/15名以上)   400円
     団体子供(小・中学生/15名以上) 250円
◆場所 小諸市古城1-4-26 (小諸城址懐古園)
◆電話 0267-24-0881

会館の前庭には、微妙に似ていないw寅さんの銅像と、
渥美さんが亡くなったあとに建てられた悼碑がありました。





この悼碑には、山田監督によるこんな文章が刻まれています。


わが友 寅さん

 寅さん、おまえと日本中を旅して歩いた あ
の長い年月のことを、ぼくはどれほど懐かしく
思い出すことだろう。
ああ、旅先でおまえと語り合った楽しい日々。
 おまえの馬鹿馬鹿しい失敗談に笑いころげ、
おまえの家族を思う気持ちにしんみりさせら
れ、そしておまえの数えきれないほどの失恋
話についホロリとさせられたりしたっけ。
 寅さん、今頃どこで何をしてるんだ。
 日本のどこかで相変わらず美女に恋をして
いるのか。
 それとも信州は小諸あたりの道端で、小さ
な店をひろげて例の調子のいい口上を叫んだ
りしているのかい?
 たまには帰ってこいよ。みんな心配してる
んだ。せめて便りの一本ぐらいよこせよ。あの
金釘流のものすごい葉書でいいからさ。
 なあ、聞こえているのかい、寅さん。

 一九九七年八月   山田洋次



この資料館の館長は、小諸在住の井出勢可さんという方で、
もともとは電気関係の会社の社長さんをされていた方です。
新社屋完成パーティーのゲストに、知人の友人であった
関敬六さんを招待したことが縁で関さんと親しくなり、
以前からファンだった渥美さんを紹介してもらったそうです。

その後、長野県上田市郊外の別所温泉でロケがあった
1976年暮公開の第18作『寅次郎純情詩集』(マドンナ:京マチ子)
の撮影の際に、井出さんの招きで小諸に立ち寄った渥美さんは、
布引観音近くにあった井出さん宅周辺の風景をいたく気に入り、
それ以来、小諸を「心の故郷」(渥美さんは東京下町育ち)として、
度々、訪れるようになりました。

井出さんは、関敬六さん、渥美さんと同じ昭和3年生まれ
でしたが、渥美さんは井出さんを「小諸のお父さん」と呼び、
「男はつらいよ」シリーズを撮影していた松竹大船撮影所にも
度々見学に行くようになって、山田洋次監督を始めとするスタッフ、
キャストにも渥美さん、関さんの個人的な友人である「社長」
さんとして、知られる存在となりました。

NHKで放送された、第48作「寅次郎紅の花」の密着ドキュメント
「渥美清の伝言」の中の奄美大島ロケの現場にも
井出勢可さんの姿がチラッと映っていましたし、
没後10年を迎えた昨年8月に放送された
「渥美清の肖像~知られざる役者人生~」では
出演もされていました。


山田監督との長年の親交からか、
現在の「渥美清 こもろ寅さん会館」では、
渥美さんと寅さん映画の資料だけでなく、
それ以外の山田作品の資料や監督が受賞した各映画賞の
賞状やトロフィーなども併せて展示されています。



「渥美清 こもろ寅さん会館」へ (その一)
「渥美清 こもろ寅さん会館」へ (その二)
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「渥美清 こもろ寅さん会館」へ (その四)
「渥美清 こもろ寅さん会館」へ (その五)

東京は葛飾柴又です (その一)「京成電鉄 柴又駅」
東京は葛飾柴又です (そのニ)「帝釈天参道」
東京は葛飾柴又です (その三)「柴又帝釈天」
東京は葛飾柴又です (その四)「葛飾柴又 寅さん記念館」
東京は葛飾柴又です (その五)「くるま菓子舗(くるまや)」
東京は葛飾柴又です (その六)「くるま菓子舗(くるまや)住居部」
東京は葛飾柴又です (その七)「寅さん記念館 資料展示コーナー」
東京は葛飾柴又です (その四十八w)「柴又 江戸川の堤防」


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[ 2007/04/23 17:25 ] 男はつらいよ | TB(0) | CM(0)
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