DLP Cinema(デジタル映写システム) Cinema Kingdom Blog

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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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DLP Cinema(デジタル映写システム)

2007年2月 BBS閉鎖に伴い転載

DLP Cinema(デジタル映写システム) 2002/08/04 05:56

>椿さん

> SW2のことでお尋ねしたいんですけど、よろしいでしょうか?
> DLPっていうのがよく分からないので教えて戴きたいのと、
> 私のような人間でもDLPで見たほうが楽しめるのかと…。
> 広告ではDLPって「驚異のデジタル映像体験!」て
> 書いてあるんですけど、イメージがわきません。



僕も知ってるようでちょっと曖昧だったので
DLPで検索した結果を箇条書きします。

映写フィルムを使わない次世代の映画上映システム“DLP CinemaTM”
は米国テキサス・インスツルメンツ(TI)社が生んだ
Digital Light ProcessingTM技術を採用しています。
“DLP CinemaTM”は、
TI社とハリウッドの映画会社との共同開発による、
映画作品をデジタル信号のままダイレクトに映写する技術。
映写フィルムを用いないため経時変化(褪色、傷など)や
映写時のブレによる画質の劣化がなく、
鮮明な画像をいつまでも楽しむことができるほか、
コンピューターグラフィックスを駆使して制作された作品においては、
制作から上映までのフルデジタル処理が実現し、
監督の意図どおりの色合いをスクリーンに再現可能とするなど、
大きな将来性を秘めています。
また画質についても、
フィルム並みの深い黒を再現する1000:1の高コントラスト比をはじめ、
映画上映のための高度なスペックを備えています。

DLPシネマ技術とは

テキサス・インスツルメンツとハリウッドの映画会社によって開発された、
映画をフィルムを用いずにデジタルのまま映写する技術です。
フィルムでは、時間の経過とともに画質の劣化(色あせ、傷など)
が起こる可能性がありますが、デジタル・シネマ上映では
ブレや傷のない鮮明な画像をいつまでも楽しむことができます。
業務用プロジェクターと異なり、コントラストを1000:1、
カラー(階調/色)を14ビットにし、色の階調を増やして
より深い黒が表現できるなど映画を上映するための特別な工夫が
施されています。

DLP/DMDについて

DLPTM(Digital Light ProcessingTM)とはTIによって開発された、
光半導体であるDMDTM(Digital Micromirror DeviceTM)を中核とした
デジタル映像技術です。XGAで約80万個、SXGAで130万個の極小ミラーが
標準のロジック・デバイスに敷き詰められています。
この鏡にランプからの光を当てて反射させます。
鏡は各々独立してプラス(オン)、マイナス(オフ)10度の角度に傾きます。
鏡に反射した光がレンズを通ってスクリーンに映った状態が「オン」、
光吸収板に吸収された場合が「オフ」です。
このオン、オフの動きを1秒間に数千回繰り返し、
人間の目には滑らかな動画となって映ります。
DLPシネマにはSXGAのDMDチップが3個使われており、
各々光の3原色である緑色、青色、赤色を担当しています。
光源には、フィルム映写機にも使われているキセノンランプを採用、
光軸は映写機と同じであるため、映写室の窓を変更する必要は
ありません。

現在DLP技術は、主に業務用プロジェクタに用いられ、
世界30社以上の有力プロジェクタ・メーカーに採用されています。
1996年の市場導入以来、350,000個以上のDLPサブシステムが
出荷されており、世界で50種類以上のDLP方式プロジェクタが
販売されています。

TIのDLPシネマ映写システムは、
既に世界の75万人を越える観客に公開されています。
この大規模なフィールド・デモンストレーションは、
1999年6月18日、世界で初めて米国2ヶ所にて上映された
「スターウォーズ・エピソード1 ファントム・メナス」で始まりました。
同年7月には「ターザン」(米国3ヶ所)の上映、
そして同年11月に「トイ・ストーリー 2」の上映(6ヶ所)が
実施されました。「トイ・ストーリー 2」の後、
さらに6ヶ所を追加して「Bicentennial Man」
(邦題:「アンドリューNDR114」)を上映、2000年3月には北米で
「ミッション・トゥ・マーズ」を上映しました。
2000年5月19日には米国で4台の映写機を追加して
「ダイナソー」が上映されています。

日本テキサス・インスツルメンツ 「DLPシネマとは?」


まあ、SWEP2では製作当初からDLP上映を想定しての
フィルムを用いないデジタルキャメラによる撮影でしたので、
どちらで観るかと聞かれたら個人的にはDLPで観たいですけどね。
あいにく、僕自身はDLPでの観賞体験がありませんので
感想を述べる立場にはないのですが、監督の意図に
忠実な再生が可能なのはDLPの方でしょうからねぇ。

> >岩窟王さん
> DLPシステム、よさそうですね。
> 近所の小屋でもDLPやってくれんかなー。
> 首都圏だけですかね?明日小屋にTELして聞いてみます。


どうやら福岡ではデジタル上映はされないようです。
埼玉も同様...残念ですね。

> でもこれが普及すると映写技師さん、
> おまんまの食いあげにならないんだろうか...。


デジタル上映が完全普及すれば
現在のフィルムの映写技師は必要なくなりますが、
ハードディスクの管理やDLPプロジェクターの操作をする技師は
必要になりますから、業務内容は多少変化しても
映写技師という職業自体は残るのではないでしょうか。


DLPを推進する各会社のサイトを覗くと
何だか「デジタル上映館で未来の映画体験を」みたいな論調で
すべてが薔薇色の技術とシステムのように思えますが、
そこはそれ、まだまだ生まれたばかりの技術ですから
映画のフルデジタル化がいままでのフィルム撮影・フィルム映写
よりもすべての面で勝っているという物でもないのです。

まず、映画館側も映画製作会社側も本格的なデジタル化を計る場合
機材や設備面で多大な設備投資を必要とすると言う財政上の問題が
あります。(まあ、これは一般の観客にはどうでもいい話ですが)

それに製作者側から見れば百年のフィルム撮影の歴史で培った、
数々の撮影技術や照明技術が映画をデジタル化する際に
うまく受け継がれるか?という問題もあります。
ルーカスにしても既成のデジタルキャメラレンズやキャメラ自体に
多くの不満を持っていたので、今回の撮影に当たっては
機材の多くをメーカーに作り直させています。
3DCG映画ならまだしも実写映画のフルデジタル撮影となると
まだまだ問題が山積している感じです。

DLPプロジャクターの宣伝文句で「コントラストを1000:1、
カラー(階調/色)を14ビットにし、色の階調を増やして
より深い黒が表現できる」などと言っていること自体、
アナログフィルムとアナログキャメラが持つ色の色調・再現性や
暗部の解像度などの点で完全に勝っている訳ではない事を
物語っていると思います。

しかし、一方で、
コストの高いフイルムコピー(デュープ)代や
撮影に使う生フィルムやそのプリントのコストがかからなくなる点。
編集作業や特殊技術などを行うポストプロダクションにかかる
時間とコストの大幅な縮小が望める点。
ビデオやDVD、TV放送などの二次使用時や公開から数十年後の
再公開時に退色やキズなどの劣化が無いまま提供できる点など、
映画のデジタル化は映画製作者側にとって、
かなりのメリットがあることもまた事実です。
映画はビジネスでもありますから、少なくとも映画製作会社側では
コストの比較で考えて、デジタル化した方がより安く、
早くなる(製作期間の短縮)のであれば、我々が想像する以上に
映画のデジタル化は一気に進むでしょう。

映画のオリジナルフィルムの保存期間は100年が限度と言います。
邦画などは保管環境が劣悪な為、50年前の作品はもはや
完成時のクオリティのまま見る事は出来ない状態です。
オリジナルをデュープコピーするにしてもアナログのフィルムでは
コピーの度にクオリティが劣化してしまうのは避けられません。
その点で、今後はどの映画も完成時に作品をデジタル化しておく事が
常識になって行くでしょう。
旧作の名画・傑作もデジタル修復後、デジタル保存することによって
映画館での再上映やネット配信、パッケージメディアでの販売など
高クオリティでの二次、三次使用が可能になります。

DVDの世界的な普及ですでにこの「映画のデジタル化」
の動きは始まっている訳ですが、どちらにせよ、僕ら映画ファンは
映画館でも自宅でも監督や撮影監督の意図した通りの作品を
なるべく良いクオリティで見たい!と願っている訳です。
映画のデジタル化が映画会社や配給会社、興行会社や機材会社の
損得勘定といったビジネス面に終始せず、
多くの映画ファンの意志に沿った形での変革になることを
祈らずにはいられません。



「スターウォーズ エピソードII クローンの攻撃」デジタル上映館
 ※T・ジョイ衛星デジタル配給システムによる上映

 
ティ・ジョイ T・ジョイ東広島(広島)※  
ティ・ジョイ T・ジョイ新潟万代(新潟)※  
ティ・ジョイ T・ジョイ大泉(東京)※  
ティ・ジョイ T・ジョイ パークプレイス大分(大分)※  
松竹=ティ・ジョイ 梅田ブルク7(大阪)
(ティ・ジョイ、松竹が共同経営しティ・ジョイが運営)※
東急レクリエーション 109シネマズ高崎(群馬)
東宝 日比谷スカラ座(東京)  
東宝 梅田スカラ座(大阪)  
東宝 北野劇場(大阪)  
AMC イクスピアリ(東京)  

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- いま、なにが起こっているか?

東映資本の「衛星配信デジタル上映映画館」
T・ジョイ
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[ 2007/02/22 12:31 ] 王国伝言板ログ | TB(0) | CM(0)
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