2007年2月 BBS閉鎖に伴い転載■ビリー・ワイルダー監督を偲ぶ 2002/03/30 11:15
2000年7月にウォルター・マッソー、
2001年6月にジャック・レモン、
そして本年2002年3月27日、彼等の後を追うように
巨匠ビリー・ワイルダー監督が逝ってしまいました。
死因は肺炎ということですが、ようするに老衰なのでしょう。
マリリン・モンローもオードリー・ヘップバーンも
共同で脚本を書いた、チャールズ・ブランケットも
I・A・L・ダイアモンドもとっくに鬼籍の人なのですし、
享年95歳と9月という大往生なのですから
仕方が無いような気もしますが、それでもやはり
大好きな映画監督でしたので、突然の訃報が残念でなりません。
キネマ旬報社刊、キャメロン・クロウ監督著の
「
ワイルダーならどうする?
ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話」
の出版プロモーションを兼ねて2001年一月にTV放送された、
「ワイルダーならこうする!三谷幸喜からビリー・ワイルダーへ」
という番組で見たのが監督を見た最期になりました。
ここ数年は脚が悪く病気がちだったと聞きましたが、
あの番組での監督は往年のシニシズムも健在で、
なかなかお元気そうにお見受けしたので、まだまだ大丈夫だと
安心していただけにショックでした。
それにしてもキャメロン・クロウ(と三谷幸喜さん)には
感謝しなければなりません。
映画ファン以外にはすでに過去の人になりつつあった監督に
再びスポットライトを当ててくれたのですから。
今や日本でのワイルダー監督の書籍で絶版でないのは
この本くらいですし、今後、ワイルダー作品を考察する上で
あのインタビュー集は貴重な資料になると思います。
僕は既に所有していますが、現在絶版になっている
「ビリー・ワイルダー・イン・ハリウッド」も、この訃報を機に
再販してもらえればと思います。
監督のご冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌...
遺作「新・おかしな二人バディ・バディ」
(1981年・原題「Buddy Buddy」)での
レモン、ワイルダー監督、マッソー