「あの花」小説下巻とコミック第1巻の感想 Cinema Kingdom Blog

「あの花」小説下巻とコミック第1巻の感想 Cinema Kingdom Blog

映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

2017 051234567891011121314151617181920212223242526272829302017 07
HOME > スポンサー広告 > 「あの花」小説下巻とコミック第1巻の感想HOME > あの花 > 「あの花」小説下巻とコミック第1巻の感想

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

「あの花」小説下巻とコミック第1巻の感想

発売からずいぶん時間が経ってしまいましたが、
「あの花」の小説下巻とコミック第1巻の感想を
書かせていただこうと思います。

「あの花」の脚本家、岡田麿里さんが書いた小説、
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の下巻は
ずいぶん前に予約して、到着したその日のうちに読了しました。



あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上) (文庫ダ・ヴィンチ)
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(下) (文庫ダ・ヴィンチ)

アニメ版からの改変(場面の入れ替えや省略、再構成)は
結構あるのですが、ぽっぽの告白シーンやクライマックスには、
やはり泣かされましたw。
しかし、つるこや本間家にまつわるエピソードが、
バッサリ削除されている点など、不満も残りました。
ネタバレになりますので、詳細は伏せますが、
全体の完成度としては、アニメ版を超えたとは
とても思えない、凡庸なデキでした。

なにより、岡田麿里さんは明らかに仕事を抱えすぎでしょう。
それが小説のデキに如実に表れているような気がしました。

岡田麿里 - Wikipedia

上のWikiにもある通り、麿里さんは「あの花」後も
「ブラック★ロックシューター」、「アクエリオンEVOL」、
「AKB0048」、「LUPIN the Third -峰不二子という女-」、
「さくら荘のペットな彼女」、「絶園のテンペスト」
「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」(2013年3月公開)
と、常に同時進行で数作品のシリーズ構成と脚本を抱えており、
現役ではおそらく最も多忙なアニメ脚本家だと思われます。
これではいくら才能があっても、仕事に粗が出て来て当然です。
我々ファンは下巻の発売まで一年も待たされたワケですが、
下巻の執筆に費やされた時間は意外と短かったのではないでしょうか。

アニメ版「あの花」の脚本やストーリー構成には
長井龍雪監督や総作画監督の田中将賀さんの意向も
多分に反映されていたと想像します。
また、それが確実に作品の完成度を引き上げていたはずです。
今回の小説版では駄目出しや軌道修正する人がいない中で
執筆されたのでしょうねぇ・・・。

上巻の発売から一年も待たされて、正に待望の発刊だった
ワケですが、正直、期待が大きすぎたのかもしれません。


コミカライズ版「あの花」は毎月楽しみに愛読しておりますし、
9月4日に発売になった第一巻ももちろん購入しました。



あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 (ジャンプコミックス)
ジャンプスクエア 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

「あの花夏祭」で公開されていた秘密基地の隣に、
ジャンプSQ(スクエア)に連載中のコミカライズ版
「あの花」の複製原画がパネル展示されていました。





あの花夏祭 超平和バスターズの秘密基地(前編)
あの花夏祭 超平和バスターズの秘密基地(後編

この複製原画からも一目瞭然ですが、
作者の泉光さんは新人離れした画力の持ち主で、
繊細なキャラ絵だけでなく、背景の美しさ、緻密さにも
毎回感心して読ませていただいております。
ストーリーもアニメ版と小説版の展開をうまく融合させつつ、
マンガ版ならではのオリジナルエピソードも織り交ぜており、
最終的な完成度では、多少期待はずれだった小説版はもちろん、
オリジナルのアニメ版をも凌駕しそうな予感がしています。

例えば、アニメ版の最終話のAパートなどは
全11話に収めるために、反則気味な急ぎ足に成らざるを得ませんでしたが、
あの辺りをもっと説得力のある形で再構成していただきたいです。
特に10話から最終話におけるゆきあつの心情の変化はあまりにも唐突で、
ただのご都合主義にも写ります。
花火の打ち上げからじんたんを定林寺に呼び出すまでの数時間の間に
ゆきあつの心情を大きく変える何らかのエピソードがあったはずだと
いろいろ想像し、小説版の下巻で解明されることを期待していたのですが、
その期待はあっさりスルーされてしまいました。
ですから泉光さんには、アニメ版では時間の制約で
零れ落ちてしまったエピソードを丹念に修復しつつ、
じっくり物語を紡いでいただきたいと思っております。

続編を期待できない「あの花」の完全版を残せるとすれば、
そのチャンスはもう連載中のコミカライズ版にしかありません。
10月号の「第6話 白の、リボンのワンピース(後編)」で描かれた
つるこに関するオリジナルエピソードなどは、
超平和バスターズでのつるこの立ち位置を明確にしつつ、
彼女のキャラ立ちを促す素晴らしいアレンジだったと感じましたので、
泉さんならそれが出来ると信じております。
(色紙とファンレターを送ってサインをお願いしようかなw)


余談ですが、「あの花」の製作途中に、
総作画監督の田中将賀さんが体調不良で倒れ、
仕事が出来ない時期がありました。
その為、第8話、第9話、第10話の冒頭あたりは
田中将賀さんの修正がほとんど入っていないそうです。
その間は、各話の担当作画監督さん達が頑張って
その穴を埋めたそうですが、そうは云っても
第8話、第9話辺りにはやはり多少、キャラの表情などに
違和感を感じてしまう部分がありました。
月刊とは云え、毎月、相当なページ数を描かれている泉さんも
かなりハードな状況だと思われます。
どうか、ご自愛下さいませ。


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 めんま (本間芽衣子) (1/8スケール PVC製塗装済み完成品) キューズQあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1/8 めんま (本間芽衣子)
(2012/12/31)
キューズQ

商品詳細を見る

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。めんま (1/8スケール PVC製塗装済み完成品) あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。めんま (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)
(2012/10/26)
アルター

商品詳細を見る

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 (ジャンプコミックス) [コミック]あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 (ジャンプコミックス) [コミック]
(2012/9/4)
泉 光, 超平和バスターズ

商品詳細を見る

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(下) (文庫ダ・ヴィンチ)あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(下) (文庫ダ・ヴィンチ)
(2012/08/10)
岡田麿里

商品詳細を見る

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(限定版)あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(限定版)
(2012/08/30)
Sony PSP

商品詳細を見る



関連記事
スポンサーサイト
[ 2012/10/22 14:46 ] あの花 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。