特撮博物館「巨神兵東京に現わる」(その二) Cinema Kingdom Blog

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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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特撮博物館「巨神兵東京に現わる」(その二)

展示物を除いた「特撮博物館」の一番のウリは、
庵野秀明監督が企画し、樋口真嗣監督が演出した
「巨神兵東京に現わる」という9分ほどの特撮短編映画
の上映でしょう。

上映は間を開けずにループ状態で行われていました。
ですから、初回は途中から観ることになる場合が
ほとんどでしょうが、決まった上映のタイムスケジュールや
待ち時間などは、基本的にありません。

ご存じの方も多いでしょうが、「巨神兵」とは、
宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」に登場する、
「火の七日間」の、あの「巨神兵」であります。
アニメ版のナウシカで、その巨神兵の溶解シーンの
作画を担当したのが、後に「新世紀エヴァンゲリオン」で
一世を風靡することになる庵野さんだったという事実は、
アニメ好き、映画好きの間ではかなり知られた話です。
この「特撮博物館」の企画は、庵野さんが、
スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏に
協力を願いして、実現したのだそうです。
そういった事情と過去の背景もあって、ナウシカの
「巨神兵」を主題にした特撮短編映画を新たに製作して
館内のみで限定上映する、という流れになったのでしょう。
これはジブリが「三鷹の森ジブリ美術館」で成功させた
手法でもありますしね。
そんなわけで、この実写特撮短編映画は、
スタジオジブリのトトロのマークから始まります。

因みに、庵野秀明監督は
漫画家の安野モヨコさんと2002年に結婚されていますが、
その時に仲人を務めたのが宮崎駿監督でした。
また、庵野監督が当時所属していた「ガイナックス」
の以前の事務所は、スタジオジブリから歩いて数分の
ところにありました。
つまり、庵野さんはかなり以前から宮崎駿監督や
その片腕の鈴木さんと懇意にされていたということです。

「巨神兵東京に現わる」本編は、
CGなんか一切使わなくても
日本伝統の特撮&ミニチュア技術を駆使すれば、
ここまでの映像が創れるんだぜぇ!という心意気が
伝わってくる、そんな作品でした。

全体的な印象は、「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」の
クライマックスの京都炎上シーンをベースに
もっとモリモリに盛った感じでした。
樋口監督の非凡なレイアウト・センスが
遺憾なく発揮されていましたし、
初代ウルトラマンやエヴァ初号機を連想させる
巨神兵の姿が、えらくカッコ良かったです。
現在、日本映画界では、
制作費や手間がかかるわりに客層が限定される
特撮映画や怪獣映画の企画はまず通らなくなっています。
そんな現状の中、特技スタッフが一丸となって
たまりに溜まった鬱憤をこの映画作りを通して
一気に晴らそうとしているかのような勢い、パワーを
その映像から感じました。

一方で、「特撮博物館」の会場のみで上映される、
日本伝統のミニチュア技術、特撮技術を紹介する作品
という意味合いも持っている短編映画ですので、
時にチープだと感じるシーンや、カットが長すぎて
ネタバレてるだろ、と思うシーンも、あえて入っていました。
(あれは狙いなのでしょうw)

俳優によるドラマ部分は皆無ですが、
綾波レイ役でお馴染みの林原めぐみさんによるナレーションが
序盤と終盤を中心に挿入されておりました。
冒頭に、隠し撮りをしたと思われる街や雑踏の実写パート
がありましたが、おそらくあの数カットを演出されたのは
庵野さんでしょう。

それにしても、「巨神兵東京に現わる」と云う
いかにも昭和の怪獣映画チィックなタイトルはともかくw、
「企画:庵野秀明 巨神兵:宮崎駿 監督:樋口真嗣」
というテロップは、実に引きの強い並びですよw。
僕はこれだけで「絶対行こう」と思いましたからねw。

実に面白かったです。僕は二度観てしまいましたw。


短編映画が上映されているスペースから
隣のスペースに移動すると、大画面TVに
「巨神兵東京に現わる」のメイキング映像が
流れていました。
こちらも10分程度はある詳細なメイキングで、
ビル崩壊シーンのために新たに考案された
ふたつの技術の解説など、非常に興味深いものでした。
また、文化祭の学生のノリで楽しそうに演出する
樋口真嗣監督の言動に時々、観客から笑い声も
起こっていました。(笑)

一階と地下の展示フロアの最後に
「巨神兵東京に現わる」の撮影で使われた
かなりの大きさのミニチュアステージが展示
されていました。
こちらのミニチュアステージは自由に撮影が出来ます。
僕も持参した「Nikon D5100」で撮影しまくりました。













かなり混んでおりましたし、ミニチュアを本物っぽく
リアルに撮る知識や技術もありませんので、
こんな感じになりましたが、実に楽しかったですw。

広いミニチュアステージの隣に
記念写真用の小振りなミニチュアセットが組まれていました。
リアルな内装を施したミニチュアの部屋の窓越しに
外の家屋やビルの間に立つツレを撮影できる仕組みに
なっています。(ひとりで来た人にはつらい仕様w)



かなりの行列になっていたので、
友人と僕自身の記念写真は撮りませんでしたが、
人が途切れたすきに外観だけ撮らせていただきました。


長くなったので続きます。

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[ 2012/08/18 10:12 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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