米国BD「The Thing(遊星からの物体X ビギニング)」、「In Time(TIME/タイム)」 Cinema Kingdom Blog

米国BD「The Thing(遊星からの物体X ビギニング)」、「In Time(TIME/タイム)」 Cinema Kingdom Blog

映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

2017 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 09
HOME > スポンサー広告 > 米国BD「The Thing(遊星からの物体X ビギニング)」、「In Time(TIME/タイム)」HOME > DVD、BD、HD DVD > 米国BD「The Thing(遊星からの物体X ビギニング)」、「In Time(TIME/タイム)」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

米国BD「The Thing(遊星からの物体X ビギニング)」、「In Time(TIME/タイム)」

米国BD「Godzilla(1954) The Criterion Collection」、
「Real Steel」
からの続きです。

The Thing (2011)


The Thing (2011) (Two-Disc Combo Pack: Blu-ray + DVD)
 「遊星からの物体X ビギニング」
物体Xがさらにグロでゴアなエクストリーム・エイリアンに!
 『遊星からの物体X ビギニング』|HotTrash.com








ジョン・W・キャンベル・Jr.の短編小説
「影が行く(The Thing)」の映画化と云いますと
ハワード・ホークス製作の「遊星よりの物体X」(1951)と、
ジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」(1982)
になる訳ですが、圧倒的に有名なのは82年のカーペンター版
になるでしょう。
ジョン・カーペンターの作品の中でも
1、2を争う人気を誇り、間違いなく彼の代表作でありますが、
マニアには彼の演出面の評価よりも、ロブ・ボーディンが
不眠不休で好き勝手やった作品として知られていますw。
(「ロブ・ボーディン」は、この読み名の他に
 ロブ・ボッティン、ロブ・ボーティンとも記されますが、
 一番はじめに覚えたのがボーディンなので、
今回はこれで行きますw)

ロブ・ボーディンは、当時、20代になったばかりの
新進気鋭の特殊メイクアップ・アーティストでした。
いまだに第一線で活躍する特殊メイクの巨人、
リック・ベーカーの弟子で、彼から譲り受けた仕事である、
B級映画「ハウリング」の狼男の変身シーンの特殊メイクが
話題になり、世界的な注目を集めるようになりました。
ジョン・カーペンター監督とは前作の「ザ・フォッグ」で
はじめて組み、「遊星からの物体X」製作の話を知って
強力に自分を売り込んだ結果、採用されるに至りました。

この作品でロブ・ボーディンは、
「The Thing」のデザイン、マペットの造形、操演、
撮影と照明の指示まで、特撮シーンのほとんどで
八面六臂(はちめんろっぴ)の働きをしています。
(ただし、顔が割れる犬の物体Xの造形と操演は
スタン・ウィンストンと彼のスタッフが担当)
「遊星からの物体X」がこれほど長く記憶されるに至ったのは
ジョン・カーペンター監督の力量と云うよりは、
斬新かつ衝撃的だったロブ・ボーディンの特殊メイクセンス
によるところが大きいと個人的には思います。

さて、今回の「遊星からの物体X ビギニング」(仮題)は
「影が行く(The Thing)」の3度目の映画化作品
になるわけですが、米国BDを注文した時点では、
まったく情報を集めておらず、単純に
カーペンター版「遊星からの物体X」のリメイク作品
なのだろうと思っておりました。
ところが、到着後に観てみましたら、仮の邦題に
「ビギニング」とある通り、カーペンター版の完全な前日譚
だったので、ちょっと驚きました。(苦笑)
今回の舞台は、「遊星からの物体X」の冒頭で犬を殺そうと
ヘリからライフルを乱射していたノルウェー人たちがいた
ノルウェー調査隊の南極基地なのです。

監督は本作が初の長編となる
マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲンJrという新人監督さんですが、
撮影やライティング、構図など、カーペンターの前作での
演出をまんま模倣したかのようなソックリぶりでしたw。
出てくる物体Xはロブ・ボーディンがデザインしたものが
下地になっておりますし、ストーリー自体もカーペンター版と
よく似た展開なので、尚更、そう感じました。

カーペンター版の「遊星からの物体X」に対する批判で
一番多かったのは、隊員が男だけで、前作の「遊星よりの物体X」
には出てた女性がひとりも登場しない、という点でした。
その点と、ノルウェー人の俳優とノルウェー語の会話だけでは
米国内でヒットが望めないということに配慮したのか、
「ビギニング」の主役はアメリカ人の女性古生物学者ケイト
(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)となっていました。
(彼女にノルウェー人の女性隊員も加わり、女性は計二名)
これに彼女を南極のノルウェー基地まで運ぶアメリカ人の
ヘリコプター・パイロットと副パイロットも加わって、
劇中のセリフはほとんど英語になっておりました。

カーペンター版の頃のSFXとは違い、
今回の物体XはCG合成などのデジタル処理も行われていますので
その分、リアルと云えばリアルなんですが、やはり、
カーペンター版の「物体X」をはじめて観た時に受けた衝撃には
遠く及ばないんですよねぇ。
また、カーペンター版では若くて長髪だった頃のカート・ラッセル
という絶対的な主役(映画スター)がいましたが、
今回は可愛いだけの若手女優さんが主役ですから、ストーリーの
牽引力に多少欠けるところがあるようにも思いました。
しかし、「物体X」と云えば、隊員同士の疑心暗鬼を描いた
群像劇でもあります。その点では世界的には無名でも
演技力のある俳優を揃えたようで、脇役の演技はなかなか見事
でありました。

結論としては、
カーペンター版の「遊星からの物体X」が好きな人なら
一見の価値がある作品だと思います。
ラストシーンが「遊星からの物体X」のファーストシーン
という徹底ぶりで、とにかく前作への愛に溢れた作品に
なっておりましたからね。


In Time


In Time [Blu-ray]
 「TIME/タイム」
映画「TIME/タイム」オフィシャルサイト 2012年2月公開







============================
<ストーリー>
21世紀末、人口増加を抑制するため人類は遺伝子操作により
26歳以後は時間を買わなければ生き続けられない社会が舞台。
金持ちは悠然と生き、貧しき者は奴隷の如く働き続けなければ
若くして絶命する。時間格差社会で起こる出来事を描いた
近未来アクション・サスペンス。
============================

監督・脚本は『ガタカ』、『シモーヌ』、
『ロード・オブ・ウォー』 のアンドリュー・ニコルで、
主演は若手の注目株、ジャスティン・ティンバーレイクと
アマンダ・サイフリッドのコンビとなっております。
アマンダ・サイフリッドは『マンマ・ミーア!』で注目を集め、
『赤ずきん』 の主演を務めた個性的な顔立ちの女優さんで
今作ではその爆乳ぶりも印象に残りましたw。

アンドリュー・ニコル監督の作品は、
『ガタカ』が突出してデキが良く、またあの手のSFテイストの
作品を撮ってくれないかなぁと思っておりましたが、
あらすじや予告編から受けた「TIME/タイム」の印象は
まさに「それ」で、期待して予約しました。

ざっと観た感想としては、
どこかレトロな近未来観や、遺伝子操作技術が生み出した、
持てる者と持たざる者の超格差社会と階級違いの男女の恋愛、と
ストーリーの構造は『ガタカ』と非常によく似ていました。
ただ、全体的な印象は『ガタカ』には遠く及ばず、
特に中盤以降は、デキの悪いSF版「Bonnie and Clyde」
(俺たちに明日はない)といった展開で、退屈しました。
遺伝子操作で25歳から歳をとらない設定ということで、
老人も外見的には若者なので、俳優も若手のみに成らざるを得ず
その面もマイナス要因だったかなと思います。
残念ながら、凡作といった印象でしたねぇ。

関連記事
スポンサーサイト
[ 2012/02/11 20:27 ] DVD、BD、HD DVD | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。