「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」と「映画 けいおん!」を鑑賞 Cinema Kingdom Blog

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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」と「映画 けいおん!」を鑑賞

先々週末の話になりますが、
久々に映画館に新作を観に行って来ました。
観たのは、京都アニメーションの「映画 けいおん!」と
スピルバーグの「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
の3D・日本語吹替え版であります。


どちらもアニメ映画ですが、方や最新のハリウッド3D CG映画、
方やいかにも日本的な萌え2Dアニメで、趣はかなり違いますw。



タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

ちょっとネタバレになるかもしれませんが、
あり得ないほどwの荒波の中での帆船同士の海戦シーンの
空間を縦横無尽に使った三次元的展開のアクションシーン、
丘の上から下の港まで下るまでの4、5分にも及ぶ、
怒濤のワンカット・アクションシーン、
埠頭の大型クレーン同士によるフェンシングを思わせる
ダイナミックな対決シーンなど、今までに見た記憶がない
斬新な展開と演出に圧倒されました。

自分の思い通りの表現が可能なモーションキャプチャーによる
CGアニメという最新技術を得たスピルバーグが、
実写や生身の俳優を使っては実現不可能だった表現を含めて、
思う通り、楽しみながら作っている感じがその画面の隅々から
ビシビシ伝わって来ました。
スピルバーグの映像表現力がいかに非凡であるか、
その天才ぶりを改めて思い知らされた、そんな気すらしました。

脚本は、エルジェのコミック
「タンタンの冒険」シリーズのうち、
「なぞのユニコーン号」、「レッド・ラッカムの宝」、
「金のはさみのカニ」の三冊を原作に、ひとつの話に
まとめていますが、なかなかうまく構成されていて
寄せ集めによる違和感はほとんど感じませんでした。
音楽はいつもの通り、スピルバーグの盟友、
ジョン・ウイリアムズが担当していますが
活劇、アニメ作品ということもあってか、
いつもに増して派手めにフューチャーされている印象で、
かなり目立っていました。

感想としては、緻密な3D効果も含め、「アバター」以来の
3D映画の中でも一二を争う傑作だと思います。
大画面で観てこそ活きる3D映画ですし、
年齢層も選ばない作風だと思いますので、
年末年始に観る映画としてはイチ押しですね。


「映画 けいおん!」は埼玉県北部には上映館がなく、
休日だった友人とお隣の群馬県は太田市のイオンシネマまで
出掛けて観て来ました。



映画 けいおん!

イオンシネマのロビーには、下の写真の大きな立て看板
が飾られていました。



8日の木曜、朝イチのモーニングショー割引で観ましたが、
平日ということもあってか、観客は僕らを含めても
10人にも満たなかったと思います。(苦笑)
WiKiの記載によれば「全国137スクリーンという小規模公開ながら、
2011年12月3、4日の初日2日間で興収3億1,631万450円、
動員23万7,817人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)
で初登場第2位となった。またぴあ初日満足度ランキングでも
第1位となっている」となっていますが、少なくとも
太田イオンシネマでは、その実感はまったくありませんでしたw。
まあ、メインターゲットは中高生、大学生なのでしょうから
平日の朝イチとなるとこんなもんなんでしょう。

「映画 けいおん!」は、
ブルーレイ&DVDの最終巻の未放送分番外編
「計画!」の後日談となるロンドンへの卒業旅行の模様と、
アニメ第二期の第24話・最終回「卒業式!」での
卒業式当日の模様を梓以外の卒業生4人の目線から
描き直したストーリー構成となっていました。
TV放送分と映画版の違いは、中盤までの舞台がロンドン
になっている点と、OPとED、挿入歌と何曲かの新曲が披露
されている点くらいで、HTTの面々はいつもの調子でした。
「映画 けいおん!」は良くも悪くもTV版「けいおん!」
第1期と第2期の世界観、そのままだったのです。
(唯と憂の両親が初登場している点が一番のサプライズ)

鑑賞後の感想はけっこう複雑でした。
ある種の安堵感や満足感を感じていたのと同時に、
独立した映画作品として考えると多少の物足りなさも
感じていたのです。

僕は未放送分の番外編2編を含め、TV版はすべて観ていますし、
二枚の「けいおん!」ライブイベントのBDも観ています。

Cinema Kingdom Blog 過去ログ
『けいおん! ライブイベント ~レッツゴー!~』 Blu-ray
『けいおん!!ライブイベント ~Come with Me!!~』 Blu-ray

そんな僕と、この映画版ではじめて
「けいおん!」の世界観に触れる人との感想は
自ずと違うと思います。
「映画 けいおん!」は明らかに既存の「けいおん!」ファンに
向けて作られた作品だと思います。
まあ、この点はキャスト陣も含めて製作者側が
ファンの愛に正面から応えた姿勢でもある訳ですが、
一方で、ワールドワイドに公開することが大前提で、
想像を絶する大金を費やし、原作を知らなくても楽しめることが
最終目的になるハリウッドの超大作映画、近作で云えば、
「タンタンの冒険」との最大の違いであります。

TVアニメの劇場用作品というのは、
基本的に国内上映しか想定していない、内向きの作りに
成らざるを得ない側面があるとは思うのですが、
もうちょっと志を高く持って欲しい気もしました。
某コンビニやUSJと組んだキャンペーンなどもあり、
これ一本でスポンサー筋や京アニ、原作者はまた相当儲かる
んでしょうが、「映画」が国内のアニオタからの搾取、
金儲けのための手段、触媒に成り下がっている気もして、
映画好きとしては腹立たしい部分もあるんですよねぇ。

僕は、歴代の劇場用オリジナルアニメ作品は積極的に、
ほとんど観ていると思いますが、一方、
TV放送アニメの劇場版はほとんど観て来ませんでした。
もちろん、劇場版「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」、
「エヴァ」など、独立した作品としても評価の高い劇場用アニメは
例外なのですが、そんな点で、「映画 けいおん!」は、
僕が求める劇場用アニメ作品としての及第点には
僅かに足りないかなと・・・。
まあ、二度も三度も観たら、また違う感想になるのかも
しれませんけどねぇ。

ただ、3D CGであるとは云え、同じアニメ作品である
「タンタンの冒険」との比較で考えると、
日本のアニメ、特にSFアニメやファンタジーアニメなら
決して負けていない資質を持っているとも思うのですよ。
ガンダムやマクロスシリーズ、近作のオリジナルアニメ、
「魔法少女まどか☆マギカ」や「ラストエグザイル 銀翼のファム」、
「ギルティクラウン -GUILTY CROWN-」の世界観や完成度は
世界に誇れるクオリティだと思いますからね。
いや、むしろ作品を通して描かれる知的な概念や複雑なストーリー展開、
優れた美術、デザイン、動画・作画技術は、世界最高峰のもの
と云っても過言ではないでしょう。
ジェームズ・キャメロンなど、日本のアニメ作品の描写や世界観に
強い影響を受けている映画監督は世界中にたくさんいますからね。


「映画 けいおん!」を一緒に観た友人は
TV版第一期、第一話の途中で見るのをやめた人でしたw。
露骨な萌えアニメやよくあるハーレムアニメは
僕らの歳で観るにはツライものがありますからねw。
彼の感想はあえて訊きませんでしたが、
どのくらい楽しめたのかなと心配になりましたw。
まあ、少なくても文句は言っていませんでしたけどねw。

最後に、太田イオンシネマではフィルム上映でしたので、
画質面(主に色調・解像度)でちょっと不満が残りました。
音質面でも音量以外はそれほど良い印象ではなかったので、
もしデジタル上映をしている映画館を選べるようでしたら
そちらで鑑賞することをお薦めします。
クオリティ的には僕のシアター機器で観たほうが良さそう
だったのでw、BDの発売を楽しみに待ちたいと思います。


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[ 2011/12/18 02:10 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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