Cinema Kingdom Blog
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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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Blu-ray Discは本当に勝利したのか?

ちょっと前の話になりますが、
5月8日に行われた東芝の経営方針説明会での
西田厚聰社長の発言を興味深く読みました。

東芝、Cellテレビや“超解像”テレビ/DVDなど計画(AV Watch)

HD DVD事業に従事した約500名の技術者を
一斉に配置転換したりと、粛清とも思える
後始末を断行した西田社長ですが、
相変わらず、HD DVDを支持した消費者へは
一言の侘びもありません。(苦笑)
ただ、その消費者の一員である僕も
もう東芝を恨んだりはしていません。
HD DVD撤退のおかげで、60枚以上のHD DVDソフトを
格安に入手することが出来ましたからね。(笑)

さて、話を戻しますが、
今回の西田社長の発言で僕が注目したのは、
HD DVD撤退とその後、に絡んだ部分でした。

以下、一部転載致します。

HD DVD撤退によるマイナスの影響については、「HD DVDの終息と同時に詳しい数字を忘れてしまいましたが、予定では2,000億円ぐらいの規模でした。それほど大きな数字ではないし、現行のDVDから撤退すると発表したわけではない。HD DVDの終息を決める1年ぐらい前から、現行のDVDをよりハイディフィニションに近い形で見せる半導体を開発して、もう出来上がっています。これをDVDに搭載すると大変安いプレーヤーで見られます。過去のタイトルはもちろん、高い次世代のプレーヤーを買わなくても、相当いい画質で楽しめます。こうした製品は今後も出し続けます。また、アメリカでも欧州でも、次世代へのシフトは起こっていません。われわれの終息発表以降も売上げは増えていないし、ヒットした作品もない。HD DVD終息の2,000億が全く無くなるわけでなく、われられの対応製品やPCやテレビなどのほかの製品で多くの部分はカバーできると考えている」とした。

AV機器やパソコンなどの「デジタルプロダクツ」
に関しては、「コモディティ化する一方の分野ではあるが、
独自の高付加価値機能(新たなバリューの創出)や
地域性を重視した販売戦略(グローバル体制の強化)、
規模拡大によるコスト削減などによって、
充分、利益を伸ばすことは可能」
という主旨の強気の発言をされていますが、
上に抜き出した発言のうち、太字にした部分を読んで
思い出したのが、CNET Japanの以下の記事です。

次世代DVD戦争は終結も…、進まぬBlu-rayプレーヤーの普及

HAMAさんDervaさん
ご自分のブログで取り上げていらっしゃいましたが、
この翻訳記事を読みますと、
米国では、HD DVD撤退が発表された後も
BDプレイヤーやBDソフトの売上げが
急激に伸びるというようなことは、
特に起こらなかったようです。
逆に、HDMI端子とスケーリング機能を持つ
DVDプレイヤーの売上げがアップするという
興味深い現象が起こっているとのことです。

結構ショッキングで考えさせられる内容です。
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[ 2008/05/15 08:39 ] ホームシアター | TB(0) | CM(12)