Cinema Kingdom Blog
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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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『武士の一分』、『鉄コン筋クリート』、『モンスター・ハウス(BD)』、『グッドフェローズ(BD)』

6月に購入したDVD(+BD+HD DVD)」の続きです。

こんなペースでやっていますと、
かなりの労力がかかりますので(苦笑)、
ここからは寸評でササッと行きます。


「武士の一分」は、山田洋次監督による
藤沢周平原作の映画化、第三弾となった作品です。
100点満点で75点というところでしょうか。

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木村拓哉 (2007/06/01)
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木村拓哉 (2007/06/01)
松竹
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木村拓哉主演ということで大ヒットしましたが、
彼は時代劇をやってもどこまでもキムタクのままで、
この辺りは痛し痒しですねぇ。
熱意や一生懸命さは痛いくらいに伝わって来るのですが、
画面から、そんなものが伝わって来るようでは、
俳優としてはマダマダだということです。
ただ、特典映像で見た木村拓哉さんの剣道は
なかなか見事な上に、美しくて、基礎から
かなり本格的にやってらしたんだろうなぁと
感心致しました。
実は、僕も一応、剣道の段持ちですので、
構えや身体の動きで、おおよその実力は分かるのです。

一方、共演者の檀れい、笹野高史、坂東三津五郎
の演技は文句なく素晴らしかったと思います。
それと全編屋内セットとは思えない照明と撮影にも
感動しました。


アニメの『鉄コン筋クリート』は評判が高かったので
未見で買いましたが、想像以上に素晴らしい作品で、
驚きました。
(まあ、それにしても1万は高いですけどねぇ)
ここ1、2年の劇場用日本アニメ作品の中では
ダントツの完成度だと思います。

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本編同様、高い完成度の特典も考慮して、
100点満点で95点はあげたいなぁ。
とにかく、最初の数十分間で、すっかり『宝町』に
夢中になってしまいました。(笑)
こんな映画こそ、次世代ディスクで観てみたいなぁ。

松本大洋さんの漫画は、なんとなくあの絵が苦手でw
有名な原作も読んだことがなかったくらいなのですが、
速攻で『鉄コン筋クリートAll in One』も注文しました。

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「モンスター・ハウス」は米国盤のDVDを買った後に
BD版が出て悔しい思いをした、フル3Dアニメです。
どうせなら、国内盤のBlu-ray Discが出てから買おうと
待っていましたw。

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この作品、基本的には子供向け映画ですが、
僕は好きですねぇ。
笑いと恐さのサジ加減が絶妙なバランスで
子供も大人も楽しめる内容になっていますので。
片面一層収録ということもあり、画質は「中の下」
というところですが、100点満点で80点はゆくでしょう。


『グッドフェローズ (Blu-ray Disc) 』は
実在のマフィアがモデルとなっている実録モノの
マーチン・スコセッシ監督作品です。

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作品としての完成度(100点満点で75点)はともかくw()、
この頃のスコセッシは、戻り鰹の如く脂が乗りまくりで、
どこを切っても「舌の上でトロトロ」といった味わい
なのであります。(笑)
特に絶品なのが、小さな巨人w、ジョー・ペシです。
(この演技でアカデミー助演男優賞受賞)
こんなに凶暴で傍迷惑なオヤジとは
実生活では一生、関わりあいたくありませんが、
映画のキャラとなれば、話は別! サイコーですw。

1989年公開の『リーサル・ウェポン2/炎の約束』で
『OK? OK?』が口癖のドジでマヌケなレオ・ゲッツ役
をやった翌年(1990年)が『グッドフェローズ』の
あのトミー役ですから、非常にインパクトがありました。
(『ホーム・アローン』の泥棒役はこの年の暮れ)

※5日早朝、追記※
実は、この記事を書いた時点では、このBD版で
作品全編を通しで観ていたワケではありませんでした。
いや、劇場公開時にも行きましたし、LD化、DVD化された際も
買っていますので、もちろん作品自体は何度か観ています。
ただ、このBD版は画質をチェックする意味で、
パッパと飛ばし見しただけだったのです。
記憶に残っている印象では、「暴力描写はリアルで凄いものの、
上映時間が長いワリに、ストーリー展開は慌しく落ち着かないし、
特にクライマックスは支離滅裂で、75点程度のデキ」
というものでしたので、
「完成度(100点満点で75点)はともかく」という部分は、
それを元に書きました。

しかし、今朝、約10年ぶりに全編を観て、ぶっ飛びました。
これは紛れもない大傑作です。ある意味、100点満点の映画です。
この映画の斬新さはカメラワークと編集によるところが大きい
ですが、公開当時は、あまりに斬新すぎて、ワケも分からず
観ていたのでしょう。
十数年も経って、やっとスコセッシの意図が伝わって来ました。
やはり、僕は哀しき凡人です…。(汗)


BD版の画質に関しては、HAMAさんのブログ記事
新旧スコセッシ・マフィア映画』に詳しいので
割愛させていただきます。(笑)


残りの『ディパーテッド (HD-DVD) 』に関しては
以前チョコチョコッと書いたので省略しますw。
とりあえず、これで国内盤はおしまいですね。
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[ 2007/07/04 10:48 ] DVD、BD、HD DVD | TB(0) | CM(2)

麦の穂をゆらす風

6月に購入したDVD(+BD+HD DVD)」の続きです。

ケン・ローチ監督の「麦の穂をゆらす風」は、
1920年代のアイルランド独立闘争に身を捧げた
名もない義勇軍兵士達を描いた、
2006年カンヌ映画祭パルムドール受賞作品です。

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秀作だとは思いますが、同時代を舞台にした
ニール・ジョーダン監督の『マイケル・コリンズ』
(こちらは実録モノ)ほどの大作感はありません。
100点満点で85点というところではないでしょうか。

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『マイケル・コリンズ』の中でも描かれていましたが、
アイルランドに対する、英国の植民地政策が、
あれほど残酷で理不尽なものだったのかと、
『麦の穂をゆらす風』を観て改めて呆れてしまいました。
他国民を恐怖や暴力で支配しようとしたら
手痛いしっぺ返しにあうのは自明でしょうにねぇ。
(まあ、戦前・戦中の朝鮮、中国に対する
 日本の植民地政策も実際は似たようなものだった
 のでしょうが…)

後半、英国人に虐げたれ、「アイルランド独立」
という同じ信念を持って闘った者(兄弟・友人)同士が、
和平条約の評価で分裂し、否応なく内戦状態に
なってゆく様は、実に痛ましい限りでした。

亡き淀川長治さんは、「人生は映画で学んだ」という名言
を残していますが、こういう作品を観ますと、
映画は歴史の教材でもあるとシミジミ感じます。

アイルランドの歴史 『ウィキペディア(Wikipedia)』
IRA 『ウィキペディア(Wikipedia)』
[ 2007/07/04 08:24 ] DVD、BD、HD DVD | TB(0) | CM(0)