Cinema Kingdom Blog
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映画、国内&海外ソフト、ホームシアター機器、旅行、写真、アニメ「あの花」を肴に綴る徒然雑記

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ライトユーザーとヘビーユーザー

「ITmedia +D LifeStyle」の
ドルビーに聞くハイビジョンホームシアターの現状(前編)
という記事を読みました。
ドルビー日本支社の統括ディレクター、松浦亮氏への
インタビュー記事ですが、その中の発言に「そりゃぁ、違うだろ」
と思った部分がありました。

>  たとえば、映画好きの人たちの中には“本編命”で、とにかくクオリティの高い映像を求める傾向があります。しかし、市場を支えているのはマニアだけではありません。一般の人たちの中には“特典映像”に大きなバリューを感じる人もいます。クオリティがハイビジョンソフトの生命線であることは間違いありませんが、一方で商品としてのバランスを取ることも大事でしょう。

パッケージソフトの内容についてバランスを取ることが大切
ということについてはその通りだと思いますが、
その前文が問題です。

> 市場を支えているのはマニアだけではありません

アメリカ市場について考えればその通りでしょう。
しかし、日本市場に限って考えれば、大間違いです。

DVDやBlu-ray、HD DVDの市場を支えているのは、
間違いなくマニアです。
一説には、全体の一割か二割に過ぎないヘビーユーザー
(一ヶ月に数枚以上のソフトを定期的に買っている層)が
セルDVDの総売上の6割以上を支えていると云われています。
マニアがソフトを買わなくなれば、市場は完全に破綻します。
特に、ハイビジョンソフト(Blu-rayやHD DVD)に関しては、
購買層のほとんどがマニアだと思います。

> 一般の人たちの中には“特典映像”に大きなバリューを感じる人もいます

これも日本市場に限っては、大きな勘違いです。
年に数枚程度の買い物しかしないライトユーザーが、
もし同じタイトルのソフトで、一方は、
特典ディスク付二枚組で3980円、もう一方は、
本編のみの廉価版で1,500円からひとつだけ選ぶとしたら
まず、間違いなく廉価版の方を選ぶと思います。

アメリカのDVDは、多数の映像特典が入っているのが
もはや「当たり前」で、値段も本編のみのディスクと
ほとんど変わりません。
しかし、日本では「映像特典=高い付加価値=高額」と云う、
マニアを食い物にする慣習が出来上がっています。(苦笑)
特に、アニメ系のソフト会社では、その傾向が如実です。

「とにかくクオリティの高い映像を求める傾向」
があるだけでなく、「特典映像に大きなバリューを感じる」
ことこそが、一般人(ライトユーザー)と
マニア(ヘビーユーザー)の大きな違いなのです。


ドルビー日本支社の統括ディレクターともあろう人が
こんな認識では困ったものです。
それとも数年ぶりに戻ったアメリカ帰りなのでしょうか???
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[ 2007/06/14 12:55 ] ホームシアター | TB(0) | CM(3)

HDMI ver.1.3a規格対応AVアンプ。パイオニア「VSA-AX1AH」

先日お伝えしたオンキョーの「TX-SA805」と「TX-SA605」に続き、
パイオニアからHDMI ver.1.3a規格対応のAVアンプが
二機種発売されます。

上位モデルの「VSA-AX1AH」が140,000円で6月下旬発売、
下位モデルの「VSA-1017AV」が94,000円で7月中旬発売
だそうです。
ただ、このうち、Blu-ray DiscやHD DVDに収録されている
ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioの
ビットストリーム音声をデコード可能なのは、
上位モデルの「VSA-AX1AH」のみです。



ニュースリリース
パイオニア、HDMI 1.3a対応の7.1ch AVアンプ中級機(AV Watch)
ITmedia +D LifeStyle:パイオニア、
 Dolby TrueHDなどに対応したミドルクラスAVアンプ

HDMI ver.1.3aに対応。パイオニアから
 AVセンターの中堅モデル2機種が新登場(HiVi Web)

パイオニア、HDMI1.3aを搭載したAVアンプ2機種を発売
 上位機は次世代サラウンドに対応 AV&ホームシアターNews(Phile-web)

価格.com 「VSA-1017AV」
楽天市場「VSA-1017AV」検索結果


下位モデルの「VSA-1017AV」は
今までのHDMI端子搭載AVアンプとほとんど同じ仕様で
何のためにver.1.3a規格対応となっているのか
イマイチ、ピンと来ません。(笑)

ですから、実質的には、「TX-SA805」と「TX-SA605」、
それに今回の「VSA-AX1AH」の3モデルが、
次世代光ディスク音声対応のAVアンプ、
ということになります。
価格面でも「TX-SA805」が84,000円、
「VSA-AX1AH」が140,000円、「TX-SA605」が
189,000円と、なかなか良いバランスになっていると
思います。(いずれも標準価格)

パイオニアのAVアンプは、
音場補正機能の技術に定評があります。
素人が、リビングに置いて使った場合、
最も簡単かつ正確に部屋の音響特性を補正
してくれるのは、「VSA-AX1AH」かもしれません。
[ 2007/06/14 01:06 ] ホームシアター | TB(1) | CM(0)